2024年、いい部屋ネットが発表した「街の幸福度ランキング」と「住み続けたい街ランキング」によると、守谷市が4年連続で幸福度1位を獲得し、住み続けたい街でも1位に輝きました。
街の幸福度ランキングでは、守谷市が唯一の偏差値70台で高い評価を得ています。2位に入ったつくば市も昨年と同じ位置をキープ。3位となった行方市は前年の9位からの大躍進を見せました。新たにトップ10入りを果たしたのは、昨年11位だった那珂市で8位にランクアップしています。
このランキングでは、回答者50名以上の自治体を対象に2020年から2024年までの累積データをもとに集計されており、偏差値は評点の平均値を基にした指標です。
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住み続けたい街ランキングでは、昨年2位だった守谷市が今年、ついに1位に躍り出ました。2位には那珂郡東海村、3位には東茨城郡大洗町が続いています。このランキングも、各自治体における住民の意見をもとに作成されています。
興味深い点として、猿島郡境町が「街に愛着がある」で1位に選ばれ、住民の愛着の深さが浮き彫りとなりました。市民の満足度を測るためには、幸福度の評点が特に重要です。この評点は、住民が現在の生活をどのように感じているかを10段階で評価し、その平均値を100点満点に換算して算出されます。
調査は、大東建託賃貸未来研究所と株式会社マクロミルが共同で実施し、茨城県に住む20歳以上の男女、総勢16,831名の意見を反映しています。男性49.4%と女性50.6%の均等な割合があり、世代別でも豊かなデータが揃いました。調査は2024年2月21日から3月14日まで行われました。
今回の結果を踏まえて、地域の魅力や住民の満足を高めるために、各市町村はどのような施策を講じるかが今後の注目点となりそうです。守谷市はその好結果をもとに、更なる発展を目指すでしょう。街の幸福度や住みたい街の評価は、今後の街づくりに大きな影響を与える要因でもあります。
このランキングの動向は、暮らしやすい環境づくりのための指標として重要な役割を果たします。また、住民の意見を反映させることが、さらに良い街づくりに繋がるのです。今後の茨城県の動向に期待がかかります。