海とワインの絶妙な出逢い。一夜限りの海底熟成ワイン試飲イベント

海とワインが織りなす特別な一夜

2025年12月10日、東京・赤坂の「Restaurant UMITO Akasaka」で、海底熟成ワインを堪能できる一夜限りの試飲イベントが開催されました。このイベントは、株式会社UMITOと株式会社III Threeの共催により実現し、多くの参加者が集まりました。

【海底熟成ワインとは？】

海底熟成ワインとは、奄美大島の穏やかな海で熟成された希少なワインです。「tlass SEA CELLAR」という会員制セラーで運営され、電力を使用せず自然のエネルギーのみで熟成が行われるこのワインは、独特の味わいを生み出します。海の圧力や潮流、低酸素環境が、陸上では得られない風味を引き出すのです。

【トークセッション】

イベントの冒頭では、「tlass SEA CELLAR」の代表である森谷悠以氏が登壇し、海とワインの関わりや、海の環境保全の重要性についてプレゼンテーションを行いました。特に奄美大島の海のテロワールの魅力や、海底熟成のサステナビリティについて、力強く語られ、参加者たちは引き込まれました。その後、森谷氏とUMITOのCMO、伊藤ゆかりによるトークセッションも行われ、SDGsに向けた地域活性化の取り組みが紹介されました。

【試飲セッション】

続いて行われた試飲セッションでは、約半年間海底で熟成されたスパークリング、白、赤ワインの3種類を参加者が絶賛しながら試飲しました。各ワインの成長に驚く声が上がる中、熟成前後の風味の違いを楽しむ時間が進行しました。「Restaurant UMITO Akasaka」料理長、井上竜一が用意した特別コースも、海底熟成ワインと絶妙に絡み合い、参加者の感性を刺激しました。

【海を守る取り組み】

このイベントを通じて、UMITOは海の環境保全の大切さを参加者たちに感じてもらえるような機会を提供しました。海とワインの関係を深く理解することで、参加者は自然への新たな思いや行動につながることを期待しています。また、森谷氏が説明した「MAKE SENSE」の概念に沿って、楽しみながら環境保全に関わる意義を考える時間も持たれました。

【今後のUMITOの展開】

イベントの締めくくりには、UMITOの堀鉄平代表が、今後の展開を発表しました。宿泊施設の提供を超えて、UMITOが「海を守る」活動をラグジュアリーな価値として広めていくことを目指しています。地域とのつながりや海洋保全の活動を通じて、美しい海と共存する未来へのビジョンに多くの期待が寄せられました。

【Restaurant UMITO Akasakaへのアクセス】

イベントの舞台となった「Restaurant UMITO Akasaka」は、赤坂見附駅から徒歩1分という便利なロケーションにあります。カウンター8席の温かみのある空間で、ライブ調理を通じて特別な食体験が提供されています。完全予約制で、日常の喧騒を忘れ、海の風を感じながら贅沢なひとときを満喫できます。