日本酒カルチャー教室
2025-11-14 09:46:49

2026年に日本酒文化を伝えるカルチャー教室が開講

日本酒カルチャー教室、2026年スタート



東京都台東区の「Premium Sake Pub GASHUE」が、2026年1月から新たにインバウンド向けの飲食付カルチャー教室を開講することを発表しました。この取り組みは、日本酒の文化を外国人観光客に伝えることを目的としており、特に訪日外国人をターゲットにしています。

就業環境の厳しさ



日本の居酒屋業界は、長年の低迷が続いています。日本酒の国内市場の縮小により、多くの店舗が“ガラパゴス赤提灯”と化し、昨年2024年には居酒屋関連の倒産件数が過去最高を記録しました。このような厳しい状況下、居酒屋業界はその業態の変革が求められています。

さらに、酒米価格の高騰や気候変動による影響が、日本酒業界全体に深刻な問題を引き起こしています。その中で、生存競争が激化し、多くの店舗が新しい戦略を模索しているのです。

インバウンドビジネスの拡大



GASHUEは、このインバウンドの増加を機に、飲食と文化体験が融合した新たな事業モデルを導入します。訪日外国人に向けて日本酒の魅力を伝えるため、「日本酒レクチャー」を中心としたカルチャー教室を運営する意向です。これは、従来の居酒屋から一歩進んだ新たなスタイルで、常識に囚われない柔軟な経営を目指しています。

創業者の加古史明氏は、“日本酒文化を守り、伝え、発展をさせる”という理念を掲げており、2018年にこの会社を設立しました。その理念のもと、インバウンド対応にも積極的に取り組んでおり、現在では日本酒の小売販売も手がけています。これにより、GASHUEは国内外で高評価を得ています。特に、Tripadvisorでは「トラベラーズチョイスアワードベスト・オブ・ザ・ベスト2025」を受賞しています。

継続的なイノベーション



この新しいカルチャー教室は、インバウンドとの接点を増やすことで、海外での知名度向上や日本酒文化の発展に寄与することを目指しています。居酒屋業界全体の変革を促進する重要な一歩として位置づけられています。

GASHUEは、オリジナルな体験を通じて日本酒文化の魅力を広め、訪日外国人に日本の豊かな酒文化を伝える橋渡し役として大きな役割を果たしていくことでしょう。外国人観光客が日本での滞在をより充実したものにし、ひいては日本酒の消費促進にもつながることが期待されています。

会社概要


  • - 商号: 株式会社GASHUE
  • - 代表者: 加古史明(元三菱商事)
  • - 所在地: 東京都世田谷区野沢1-35-2-409
  • - 設立: 2018年6月
  • - 事業内容: 日本酒専門飲食店の経営等
  • - 資本金: 1,500万円
  • - URL: GASHUE

会社情報

会社名
株式会社GASHUE
住所
電話番号

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