Chatwork活用でワークスタイルを変革
株式会社ケイリーパートナーズが、2024年12月19日に開催された「全国ワークスタイル変革大賞2024」にて企業部門の大賞を受賞しました。この賞は、日本社会が抱える人手不足や働き方に関する課題解決を目的としたもので、ケイリーパートナーズの革新的な取り組みが高く評価された結果です。
全国ワークスタイル変革大賞の概要
「全国ワークスタイル変革大賞」は、全国ワークスタイル変革大賞実行委員会によって運営されており、企業や団体が実施するワークスタイル革新の事例を表彰するものです。毎年107社以上の応募者の中から、地域や業界特有の課題を解決する取り組みをプレゼンテーション形式で発表し、優れた成果を挙げた例が表彰されています。
ケイリーパートナーズの受賞理由
ケイリーパートナーズは、福島県郡山市に拠点を持ち、経理業務のアウトソーシングを通じて地域の企業の支援を行なっています。大賞を受賞した背景には、「2時間からのワークシェア」という柔軟な働き方を提案し、特に女性が働きやすい環境を整えたことが挙げられます。少子化に伴い女性の職場環境改善が重要視される中、同社は短時間勤務や子連れ出勤など、ライフスタイルに応じた働き方の選択肢を提供しています。
特に、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの女性が離職を余儀なくされた2019年末からの変装は、同社の取り組みが求められる理由となりました。リモートワーク推進などデジタル環境を整え、社員のうちの90%が中学生以下の子どもを持つ女性である現状に応じた柔軟な働き方を提唱してきました。
デジタル環境の強化
ケイリーパートナーズでは、業務や作業のデジタル化を進めており、これにはグループウェアやクラウドサービスを積極的に利用しています。特に、Chatworkをコミュニケーションツールとして導入することで、社員同士が物理的に離れていても互いの存在を感じられる職場環境を実現しました。この結果、リモートワーク率はなんと8%から85%へと飛躍的に増加し、働きやすい職場作りに成功しました。
企業への影響
ケイリーパートナーズでは、社員が幸せに働き続けられる環境を実現するため、地域の企業へのサポートにも力を入れています。2024年には「ジョブ・フェア」を開催し、様々な企業と働きたい人々が出会える場を提供しました。このイベントでは、在宅勤務や時短勤務を新たに導入する企業が見られるなど、多くの変化を生み出しました。参加企業の40%が新たに入社者を決定するなどの成果も上げています。
評価と今後の展望
ケイリーパートナーズの取り組みは、地域への貢献や今後の展開性が高い点が評価され、選出理由となりました。同社の代表である鷲谷恭子氏は、受賞の報を受け「これからも地域の企業と協力し、働きやすい環境の創出に尽力していきたい」との意気込みを語っています。2024年の今後の展開にも期待が寄せられています。
今後の取り組み
この受賞を機に、ケイリーパートナーズはさらなるワークスタイル改革を推進し、地域の企業にもそのノウハウを伝えていくことを目指しています。「働きやすい環境」が企業の競争力を高めると信じ、従業員とのコミュニケーションの重要性を再確認しながら事業を進めていく考えです。
以上のように、ケイリーパートナーズは革新的な働き方を通じて、地方の課題に取り組み、評価されています。今後の展開が楽しみです。