株式会社東北医工が作業療法学会に出展
株式会社東北医工は、2025年11月7日から9日まで香川県高松市で開催される「第59回日本作業療法学会」に出展し、最新の医療機器である能動型手用他動運動訓練装置「ウーベルト」を展示します。これは麻痺のある患者の手指機能訓練をサポートし、リハビリテーションに革命をもたらす画期的な技術です。
展示するウーベルトについて
ウーベルトは、上肢に麻痺がある患者を対象としており、手指の屈伸を行うことにより、関節の癒着や拘縮を予防し、可動域の改善を図ります。患者の手を固定するロボットハンドにより、モーターが動作をアシストし、スムーズな関節運動を実現します。さらに、装置はグローブなどの装着が不要で、調整が簡単です。患者はロボットハンドに手を入れるだけで、すぐにリハビリを開始できます。
楽しさと効果を両立
ウーベルトは、リーダフォロワ方式を採用しており、正常手側の動作を模倣することで、リハビリを受ける側にとって自然な動きを提供します。さらに、ゲーム機能も内蔵されており、キャラクターをキャッチするという楽しさを加えることで、リハビリが楽しみながらできる工夫されています。このように、従来のリハビリ方法に新たなアプローチをもたらし、患者が自ら進んで参加したくなる環境を作り出しています。
展示ブースの特別コンテンツ
ブースでは、鶴巻温泉病院の院長、出江紳一先生との対談リーフレットも配布します。出江先生はウーベルトの開発に寄与された専門家であり、本リーフレットには装置の開発背景や医療現場での導入時の留意点が詳しく説明されています。これにより、訪れた方々はウーベルトの利用方法や有効性をより深く理解することができるでしょう。
学会概要
- - 学会名:第59回日本作業療法学会
- - 会期:2025年11月7日(金)~9日(日)
- - 会場:サンポートホール高松・かがわ国際会議場・あなぶきアリーナ香川
- - 出展ブース番号:49
- - 公式サイト:こちらをクリック
株式会社東北医工の紹介
株式会社東北医工は、岩手大学等との連携を通じて、ロボティクス技術を駆使した医療機器の開発に挑戦しています。設立は2022年で、代表取締役の大関一陽氏が率いています。医療機器としては、クラスⅡと認定される高度な技術を用いて、患者の生活の質を向上させるべく常に新たなプロジェクトに取り組んでいます。
連絡先
興味を持たれた方は、ぜひ展示ブースにお立ち寄りいただき、ウーベルトの体験と情報収集をお楽しみください。