岩手で寄付型PPA
2025-11-07 14:19:59

アイシン東北、寄付型コーポレートPPAを岩手でスタート

アイシン東北株式会社、寄付型コーポレートPPA開始



アイシン東北株式会社が、岩手県金ケ崎町にある第1工場で寄付型のコーポレートPPA(自家発電サポートサービス)の提供を開始しました。この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)を意識したもので、再生可能エネルギーの活用促進と社会貢献を目指しています。

新たな寄付型コーポレートPPA



東京センチュリー株式会社と京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)の共同によるこのPPAは、アイシン東北の第1工場の屋根を活用する形で進められます。新たに938.08kWの太陽光発電設備が設置され、3工場を合計すると約1.6MWの太陽光電力を生み出すことが期待されています。この発電システムは、京セラの高い信頼性と実績を持つソーラーモジュールを使用し、運営と保守はKCCSが担当します。

料金ゼロでの導入



特筆すべきは、導入において初期投資が求められない点です。この仕組みによって企業は手軽に再生可能エネルギーを導入することが可能となり、また、利用料金の一部は東京センチュリーが負担するため、プラスのサポートが得られるのも魅力です。さらにこのプログラムは、寄付先を顧客が自由に選べる点でも柔軟性を持っています。これにより、SDGs達成の活動に参加できるという新たな価値を提供しています。

地域貢献の具体例



今回、寄付の対象として選ばれたのは、アイシン東北が位置する岩手県の「いわての学び希望基金」です。この基金は、東日本大震災と津波で大きな影響を受けた地域の子どもたちの生活と学びを支援する事業を行っています。このように、アイシン東北と東京センチュリーは地域社会への貢献も視野に入れた取り組みを実施しています。

持続可能な社会への取り組み



アイシン東北は、この新たな技術導入を通じて、再生可能エネルギーの利用を更に拡大し、持続可能な社会の実現に向けた姿勢を示しています。再生可能エネルギーの普及だけでなく、地域社会の支援とさらなる成長に貢献することを目指しています。これからも持続可能性を意識した企業活動を展開していくことで、社会的責任を果たす企業としての姿勢を強化していく予定です。

プロジェクトの背景



アイシン東北自身によるこのプロジェクトは、2023年6月に始まったサービスであり、すでに成功を収めた第2・第3工場に続くものです。太陽光発電の初期投資を負担することで、企業にとっての手軽さと持続可能性の両立を図っており、地域社会への寄付を可能にするなど多面的なメリットを生み出しています。

総じて、この取り組みは地元の教育支援に直結するため、地域社会の発展にも大いに寄与すると考えられます。アイシン東北、東京センチュリー、KCCSの三社によるコラボレーションが、新たなスタンダードとなることを期待したいものです。


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会社情報

会社名
東京センチュリー株式会社
住所
東京都千代田区神田練塀町3富士ソフトビル
電話番号
03-5209-6710

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