建設DX展で新たに登場する革新的設計支援システムとは?
2024年12月11日水曜日から13日金曜日まで開催される「第4回建設DX展」において、ヒロセ株式会社が開発した2つの画期的な設計支援システムが初公開される。この新システムは、建設業界の深刻な人手不足と効率化の要求に応えるために設計されたもので、特に山留と仮橋/仮桟橋の設計プロセスを大幅に簡略化し、迅速化することを目的とする。
新しく開発された2つのシステム
ヒロセ株式会社の「山留・構台 概略設計支援システム」と「仮橋・仮桟橋 工法比較支援システム」は、これまで専門知識と多くの時間を必要とする設計業務を、よりスピーディに行えるようにするためのものだ。特に注目すべきは、それぞれのシステムが提供する直感的で使いやすいインターフェースで、誰でも簡単に操作できるように設計されていることだ。
1. 山留・構台 概略設計支援システム
「山留・構台 概略設計支援システム」は、専門的な知識を持たないユーザーでも簡単に利用できる新しいWEB設計支援ツールである。ユーザーはスケッチのような感覚で2D図面を描くことで、自動的に3Dモデルが生成される。これにより、設計完了までわずか30分という短時間で実現することができ、直感的な操作による数量計上や図面作成も可能になる。さらに、将来的には概算見積も取得できるようになる予定で、ヒロセ社に依頼すれば、社内プログラムとの連携で詳細モデルも迅速に納品される体制を整備している。
2. 仮橋・仮桟橋 工法比較支援システム
次に紹介する「仮橋・仮桟橋 工法比較支援システム」は、仮橋や仮桟橋の設計から工法比較表の作成までをサポートするツールである。このシステムは、過去に手間取っていた複数スパンの概略設計をスムーズに行えるようにシステム化し、簡略化された入力作業により、ユーザーは自分の設計結果を5分という短時間で確認できる。これにより、業務の効率化と生産性向上が期待される。
現場で活用できる最新技術
この2つのシステムが公開される「建設DX展」は、東京ビッグサイトで催される建設分野に特化した展示会で、最新の技術やサービスを直接体感できる貴重な場である。ヒロセ株式会社は、ブース番号28-28で来場者を迎える予定で、現場で即活用できる最新の技術を体験できる機会を提供する。
展示会の詳細は以下の通りだ。
- - 名称: 第4回「建設DX展」東京/JAPAN BUILD TOKYO
- - 会期: 2024年12月11日(水)~13日(金)10:00-18:00(最終日は17時まで)
- - 会場: 東京ビッグサイト 南展示棟1階 BIMゾーン
- - 入場料: 無料(事前登録が必要)
この革新的な設計支援システムを通じて、建設業界の人手不足問題が少しでも緩和され、プロジェクトの生産性向上に寄与することが期待されている。是非この機会に、最新の建設技術に触れてみることをお勧めする。