自宅での運動・トレーニングの現状
最近、マイボイスコムが行った調査によると、直近1年間に自宅で運動・トレーニングをしたという人は約5割に達していることがわかりました。この調査は、2024年11月1日から7日の間に実施され、回答者は約9,300名です。
自宅での運動実施状況
調査に参加した人々が実施した運動は、多岐にわたります。中でも「室内や敷地内でのウォーキング、階段の上り下り、足踏み」が最も多く、20.2%を占めました。また、器具を使わない腹筋や背筋、腕立て伏せ、スクワットなどの筋トレが15%台、「体操やストレッチ」が同様に15%台となりました。年代別に見ると、器具を使わない筋トレは男性の30~40代、ストレッチは女性の50~70代で多く行われています。
実施理由と背景
自宅で運動を行う理由としては、71.5%が「健康維持」を挙げています。その他、「体力の維持・向上」が40.8%、「筋力の維持・向上」や「加齢に伴う体の機能低下の防止」が各30%台と続きます。特に女性の10~40代の多くは体型維持やダイエットを目指して運動を行っている傾向が見られます。一方で、60~70代では体の機能維持が重要視されています。
運動の頻度と時間
実施者の約32.8%は「ほぼ毎日」運動をしていると回答し、特に70代の男性ではこの比率が高くなっています。また、1回あたりの運動時間は「15分未満」が34.8%、続いて「15分~30分未満」が32.6%と、30分未満の短時間で行う方が大半を占めています。
参考情報の入手方法
自宅での運動を実施した際の参考情報としては、動画共有サイトやテレビ、ラジオの運動関連番組がそれぞれ20%以上の支持を得ています。特に、動画共有サイトの利用は女性や若年層に多く見られ、高齢者層ではテレビやラジオが好まれる傾向があります。
今後の運動意向
興味深いことに、今後自宅で運動を「したい」と考えている人は65%にのぼり、トレーニングを実施した人の中では約90%が実施意向を持っています。特に高年代層の中には、運動に強い関心を持つ人々が多いことが分かりました。
まとめ
この調査から、自宅での運動・トレーニングは、年齢や性別を問わず広がりを見せており、特に健康維持を目的に取り組む人が多いことが浮き彫りになりました。多様な情報源を活用して自宅で運動を楽しむ人々の姿は、今後の健康志向の高まりを示しています。私たちも、運動を生活に取り入れ、健康的なライフスタイルを送っていくことが重要です。