新しい物流の拠点「MFLP横浜新子安」
2025年2月に竣工を迎える「MFLP横浜新子安」は、日鉄エンジニアリング株式会社、三井不動産株式会社、そしてENEOS不動産株式会社の共同プロジェクトによって実現された大型物流施設です。場所は神奈川県横浜市鶴見区生麦で、首都圏全域をカバーする配送の拠点として期待されています。
スマートでエコな倉庫のコンセプト
「MFLP横浜新子安」は、「水辺と共存するスマートエネルギー倉庫」というテーマが設けられています。設計段階から、水との共生を意識したリフレッシュゾーンが計画され、波紋をイメージさせる広場や小道が設置されています。外壁は3色で塗り分けられ、波の動きを感じさせるデザインが施されています。これにより、周囲の自然環境と調和した美しい景観が創り出されています。
高い環境性能と耐震性
また、この物流施設は、最高ランクの『ZEB』認証を取得しており、建物でのエネルギー消費をゼロに近づけることを目指しています。さらに、CASBEE横浜のAランク認証を取得しており、環境負荷の低減にも力を入れています。この施設では、地震の際にエネルギーを吸収する能力が高い『アンボンドブレース』が286基搭載されており、制振構造を採用した5階建てであるため、耐震性にも優れています。
実績を重ねる日鉄エンジニアリング
日鉄エンジニアリングは、物流関連施設の構築において豊富な実績を誇ります。これまでに受注した面積は約427万㎡に達しており、今後も鋼構造技術を駆使し、持続可能でレジリエントな社会の構築に寄与することを目指しています。新施設「MFLP横浜新子安」もその一翼を担うことが期待され、企業の環境意識の高まりとともに、物流業界にも新たな潮流を生むことでしょう。
弊社の取り組みが生む新たな未来
日鉄エンジニアリングは、単に建物を作るだけではなく、持続可能な社会を見据えた取り組みを行っています。智能エネルギー技術や耐震設計など、未来のニーズに応える先進的な施設設計は、エコロジーと経済の両立を実現するための重要な鍵となるでしょう。今後も新たな施設の開発を通じて、地域社会への貢献を続けていく所存です。
このように、「MFLP横浜新子安」はただの物流施設ではなく、環境配慮や持続可能性をテーマにした、生活と自然が共存するスマートな空間を目指しています。今後の活動にも注目が集まることでしょう。