映画を「つくる」「楽しむ」を体感する場、『下北現像所』がオープン
新しい映画文化を創造するカフェ・バー『下北現像所』が、東京都世田谷区下北沢にオープンしました。この場所では、映画を「楽しむ」体験を提供していきます。前身はVHSカフェ『TANPENTON』であったこの施設は、今後は映画制作の原点としての「台本」に焦点を当て、観客と共に映画を「DIGる」楽しさを探求する場になる予定です。
映画と台本の新たな関係
『下北現像所』では、映画鑑賞の後に台本を読み返して考察することで、作品の理解を深める独自の体験を提案しています。これは、映画の原点である台本から始まり、観客と共に映画制作に取り組む新しい制作コミュニティの構築を目指しています。台本はただの文字ではなく、映像化される前の重要な要素として、多くのクリエイターと一緒に育てていきます。また、台本ライブラリーでは、新旧問わず様々な作品の台本がそろい、ここでしか味わえない映画の魅力を体感できます。
クラフトコーラと特製カヌレ
映画特有の楽しみの一つは、その味わいを豊かにする飲食です。『下北現像所』ではクラフトコーラをメインとした飲食メニューを用意しています。全国各地から選ばれたこだわりのクラフトコーラをお楽しみいただけます。お湯割りやミルク割り、さらにはカクテルベースとしても利用可能です。さらに、映画館体験を進化させるために、音がしない、こぼれない、匂わないという特徴を備えたオリジナルのカヌレも展開中。こちらはグルテンフリーの選択肢もあり、観る楽しみだけでなく味わう楽しみも提供していきます。
8mmフィルムとコミュニティの構築
映画の歴史において欠かせない要素の一つがフィルムです。『下北現像所』では、8mmフィルムの重要性にも着目し、特別なワークショップを開催する予定です。このフィルムを愛するクリエイターたちが集まり、新たなフィルムコミュニティを育てる活動を展開していきます。フィルムの現像サービスも提供することで、制作から観賞までの幅広い体験をサポートします。
新しいカルチャーの発信地に
『下北現像所』は、映画を「つくる」「楽しむ」「味わう」小さな体験を通じて、新たにクリエイティブな活動を生み出す場です。これからも月に一度、映画の話を語るイベントや、台本を読みながら作品を考察するワークショップが予定されています。クリエイター同士や観客との交流を深め、多様な文化を共有することを目指しています。
オープニングイベント情報
オープンにあたり、12月8日にはパートナーである「クラフトコーラアワー」を招いたイベントを開催します。この日、特別に選ばれたクラフトコーラを楽しみながら、プロのバーテンダーによる体験を味わっていただけます。さらに訪問者は、インスタグラムをフォローすることでポップコーンのプレゼントも受け取れます。
新しい映画文化を体感できる『下北現像所』では、あなたの映画観が広がること間違いなしです。ぜひ、足を運んでみてください!