TotallyAwesomeが新たに展開する安全なゲームプラットフォーム「TotallyPlay」
2023年7月19日、東京都港区に本社を置くTotallyAwesome Japan合同会社が、アジア太平洋地域および日本に向けた新しいブランドセーフティ・ゲームプラットフォーム「TotallyPlay」の提供を開始したと発表しました。この新サービスは、約4億5千万人以上の18歳以下のゲームユーザーに対して、安全かつ効果的な広告体験を提供することを目的としています。
子供たちとのつながりを強化する「TotallyPlay」
「TotallyPlay」は、品牌や広告主が日本に住む1,000万人以上の18歳以下のユーザーにアプローチし、より効果的にコミュニケーションを図るためのツールです。このプラットフォームでは、ゲームユーザーに安全に広告を届けられる環境が整備されています。
近年の調査では、毎日17万人以上の子供が新たにインターネットを使用し、13歳までに1人あたり約7,200万件のデータポイントが蓄積されることが示されています。このような背景を踏まえ、オンライン環境でのセキュリティとプライバシーは非常に重要な課題となっており、現在、18歳以下のインターネット使用は全体トラフィックの約40%を占めています。
「TotallyPlay」が目指す安全な環境の実現
「TotallyPlay」は、心理学者の知見を活用しつつ、人によるモデレーションとAIを駆使した最高品質のメディアパートナーシップの提供を目指しています。これにより、ブランドの安全性に焦点を当てた科学に基づく公平なアプローチが実現します。
特に、ゲーム内マーケティングやインストリーム広告、YouTuberとのコラボなど、多様な広告枠を持つ「TotallyPlay」は、アジア太平洋地域における963億ドル規模のゲーム市場の中で、企業が真に意味あるブランド・プロモーションを行うことを可能にしています。
CEOのWill Anstee氏は、ポジティブなゲーム体験を促進するために「TotallyPlay」が役立つと語り、ゲームの未来を切り開く努力を続ける意義を強調しています。さらに、ブランドが年齢に応じた安全な環境を構築し、18歳以下の子供たちにとって安心できるオンライン体験を提供する使命を掲げています。
サードパーティデータを必要としない広告プラットフォーム
「TotallyPlay」では、第三者のオンラインデータを必要とせず、安全なゲーム内広告の形式を導入しています。これにより、マーケティング担当者はGoogleのサードパーティークッキー無効化に関連する業界の変化にも柔軟に対応できるようになります。
具体的な広告形式には、ゲーム内のバナーやリワードビデオ、ブランド専用キャラクタースキンのほか、eスポーツ大会や公式大会を通じたパートナーシップも含まれています。これにより、「TotallyPlay」はユーザーにとってより親しみやすい広告体験を提供し、ブランドとのつながりを深めることができます。
法令遵守とユーザーのプライバシー保護
さらに、TotallyPlayはCOPPAやGDPRなどのデータプライバシーガイドラインを遵守し、kidSAFEシールプログラムのメンバーとして、子供のデータとプライバシーを守る最先端の取り組みを行っています。また、専門の心理学者が年齢に応じた助言を行うことで、製品開発やカスタムリサーチの分野においても貢献しています。
「TotallyPlay」は、子供向けゲームのエコシステムにおいてブランドとユーザーをつなぐ役割を果たし、より安全な遊び場を提供することを目指しています。詳細情報は
公式サイトを訪れることで確認できます。
TotallyAwesomeとTotallyPlayのビジョン
TotallyAwesomeは、18歳以下の子供たちが安全に利用できるデジタルエコシステムを構築し、そのプラットフォームにおいても業界の最前線で活躍しています。今後も、ユーザー視点に基づいた質の高いサービスの提供を続け、広告主との信頼関係を築くことで、ゲーム業界全体の健全な発展に寄与していくでしょう。