ゲーム開発者による社会変革の講演:HAL大阪が実現!
IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成する専門学校HAL大阪は、在大阪・神戸米国総領事館との共催イベントとして、業界トップレベルのゲーム開発者を招いた特別講演を開催しました。
今回の講師は、アメリカ・マイアミ大学の准教授であり、インディーズゲーム開発者としても活躍するリンゼイ・グレース氏です。グレース氏は、ゲームデザイナー、デベロッパー、アーティストと幅広い分野で活躍しており、社会的影響の大きいゲームに贈られる「Games for Change 2019 Award」では、任天堂やUbisoftといった大企業と肩を並べて個人賞を受賞するなど、海外でもその実力を高く評価されています。
グレース氏は、ゲーム開発未経験者向けの「48時間でゲームを制作する」という世界最大規模のゲームジャムイベント「Global Game Jam」の副社長と理事を務めるなど、幅広い活動を行っています。
今回の講演テーマは「Games for Social Change - 社会変革のためのゲーム」。グレース氏は、プロのゲーム開発者を目指す学生たちに「ゲームを通じて人々の行動や考え方を変え、社会に良い影響を与えることができる」というメッセージを伝えました。
講演では、グレース氏がこれまで開発してきたゲーム作品を紹介しながら、ゲームが人々に与える影響について具体的な事例を交えて解説しました。ゲームは、シミュレーションを通して複雑な問題に対処する練習になったり、ストーリーを通して他人の経験に共感したり、プレイヤー同士でコミュニティを形成したりと、様々な学びや経験を提供する可能性を秘めていると語りました。
講演後には、学生たちから「開発中の困難な課題への対処法」「失敗したプロジェクトの経験」など、開発者目線での質問が飛び出し、活発な質疑応答が行われました。
HAL大阪の学生たちは、グレース氏の熱意のこもった講演に感銘を受け、ゲームクリエイターとしての夢をさらに大きく膨らませたようです。今回の講演は、学生たちにとって世界へ視野を広げる貴重な機会となりました。
リンゼイ・グレース氏 プロフィール
2018年~現在:University of Miami 准教授
2013年~2018年:American University Film and Media Art 准教授
2013年~2018年:American University Game Lab and Studio ディレクター
2014年~2019年:非営利団体 Global Game Jam™ 副社長および理事
2013年~2015年:Digital Games Research Association(DiGRA) 理事
2018年:Games for Change で講演
専門学校 HAL 大阪
HAL大阪は、大阪駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、ITなど、IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成する専門学校です。「産学連携」を重視し、第一線のプロによる直接指導や、企業からの依頼によるプロジェクトを通して、実践的なスキルを習得できます。
HAL大阪では、プロも認める最新鋭のソフト・ハードを導入し、質の高い教育を提供しています。希望者就職率100%を実現しており、「完全就職保証制度」「国家資格 合格保証制度」「給与保証制度」など、充実したサポート体制も魅力です。
HAL大阪:https://www.hal.ac.jp/osaka