カンボジアの無添加ドライフルーツ
2020-04-17 14:23:13

カンボジアで生まれた日本品質の無添加ドライフルーツが登場

カンボジアで生まれた日本品質の無添加ドライフルーツ



新型コロナウイルスの影響が続く中、奈良県の農業法人、株式会社ジャパン・ファームプロダクツが注目のプロジェクトに取り組んでいます。彼らがカンボジアで生産した無添加・無糖のドライフルーツが、2023年4月21日からナチュラルローソン(一部店舗を除く)にて販売されることが決定しました。

増える健康志向の中での新しい動き



最近の健康志向に伴い、砂糖や添加物を使わない無添加ドライフルーツが人気を集めています。工業製品で大量に使われる砂糖や添加物とは異なり、無添加のドライフルーツは、専門の技術を要します。具体的には、湿度や温度、加熱時間など絶妙な調整が必要なため、決して安価では済まない製品となります。

このプロジェクトでは、日本の手づくり技術をカンボジアに移転し、現地の工場と連携しました。現地のスタッフには日本の農業技術者が付きっ切りで教育し、 ерекше製造ラインを確立。2年の月日をかけて、適切な原材料の選定や製造過程の研究に取り組みました。

地元との連携で食品ロス問題に挑む



さらに、株式会社ジャパン・ファームプロダクツは、日本の地方産地と連携し、食品ロス問題にも対応しています。市場に出せないキズ物や規格外品の果物をカンボジアに輸出し、現地で無添加ドライフルーツに加工しています。この取り組みは、現地の雇用を生み出しつつ、適切な価格で商品を提供するものとなっています。

パッケージには、静岡県産の三ヶ日みかんや、カンボジア産のマンゴーなど、厳選された素材が使われています。これにより、日本の果物の本来の風味や甘みを生かした商品が消費者に届けられることになります。

持続可能な未来を目指して



株式会社ジャパン・ファームプロダクツの代表、阿古哲史氏はこう語ります。「私たちは、途上国と日本の農村が共に発展できる架け橋を目指して、グローバルな農業の発展に挑んでいます。この無添加ドライフルーツの販売を通じて、カンボジアの子どもたちの教育支援にもつながる取り組みができればと思っています。」

この取り組みは、経済的効果のみにとどまらず、各地域の人々に新たな可能性をもたらすものであり、持続可能な農業の未来を見据えています。

セット販売やキャンペーンも



ナチュラルローソンでの今回の新商品の販売では、無添加のドライフルーツの他にも、商品セットやキャンペーンも実施予定です。果物の本来の味わいを楽しみながら、社会にも貢献できる機会が広がります。

この冬、多くの消費者が店頭で手に取ることを期待しながら、無添加ドライフルーツがもたらす新しい農業の形に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ジャパン・ファームプロダクツ
住所
奈良県葛城市竹内306
電話番号
0745-48-2248

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