お子様の誕生を祝う新しい取り組み
一般社団法人グリーンコープ共同体が、西日本を中心とした16の生協を通じて、お子様が生まれた家庭に向けて国産木材を使ったおもちゃ「森のコロコロ ナチュラル」を贈るプログラムを2025年2月から開始します。このおもちゃは自然素材ならではの温かみを感じられるアイテムで、親子の交流を促進しながら、地域資源の活用と環境保護の重要性を広める目的があります。
「森のコロコロ ナチュラル」の特徴
「森のコロコロ」は、可愛らしい木製の枠内に、木の玉が収められています。このおもちゃを振ったり転がしたりすると、木と木が触れ合うことで、やさしい音色を奏でます。デザインは、福岡おもちゃ美術館が監修しており、芸術と遊び創造協会の理念に基づいています。木材の温かな手触りは、赤ちゃんに安心感を与え、自然の中での成長をサポートする優れたアイテムと言えるでしょう。
ウッドスタート宣言と木育の推進
グリーンコープは「木育」の理念に賛同し、地域の木材を使った育児や子育てを推進しています。この取り組みの一環として、2024年には「木育サミットin福岡あさくら」を実施し、全国の自治体や団体と連携しながら活動を広げていきます。「ウッドスタート宣言」は、木材を使った育児を進めるものであり、現在59の市区町村と4つの県で採択されています。地域資源を最大限に活用し、持続可能な未来を目指します。
申込方法と提供対象
「森のコロコロ ナチュラル」は、2025年1月1日以降に誕生した赤ちゃんがいる組合員の家庭に提供されます。共同購入サービスを6か月以上利用している方が対象となります。
申込手続き
提供開始は2025年2月からで、申込は所属の配送センターまたは配送スタッフに「赤ちゃんの誕生祝い品の申し込みをしたい」と伝えることで可能です。申し込み期間は、赤ちゃんの1歳の誕生日までとなっています。詳細はグリーンコープのウェブサイトや、各配送センターで確認することができます。
組織の背景
グリーンコープ共同体は、2018年に設立され、九州や近畿、中国地域の16の生協と協力し、安心・安全な食べ物を提供することを目指しています。母親の「子どもに安全な食を」との想いから生まれたこの共同体は、地域資源を活かしながら、育児から環境保護まで様々な取り組みを行っています。
「森のコロコロ ナチュラル」は、その取り組みのひとつとして、地域の木材を使用し、持続可能な生活を支えていきます。お子様に自然との調和を教え、未来に向けた豊かな成長を促すためのこの活動に、ぜひご期待ください。