金沢市民芸術村に無人販売機『ZERO BOX』が設置
石川県金沢市の「金沢市民芸術村」に、フードロス削減を目的とした無人自動販売機『ZERO BOX』が設置されることが発表されました。この取り組みは、2025年7月7日から9月16日までの期間限定で実施されます。ZERO株式会社とBIPROGY株式会社がタッグを組んで行うこのプロジェクトは、フードロス削減やCO2排出量の削減だけでなく、地域の文化振興や防災機能の提供も目指しています。
設置の背景
このプロジェクトは、BIPROGYが金沢市と締結した文化振興に関する連携協定に基づいています。市民芸術村に設置される『ZERO BOX』は、金沢文化イベントをPRするデザインが施されており、地域の活性化を図ることを目的としています。また、デジタルサイネージを活用し、地域の文化事業やイベント情報を発信することでも、地域の利害関係者や市民との結びつきを強化します。
設置の特徴
文化と防災の融合
『ZERO BOX』は、「金沢アカペラ・タウン2025」や「全国学生大茶会2025」といった文化イベントに合わせたラッピングデザインが採用されています。また、災害時には緊急時の救急インフラとして食料や生活必需品を供給する機能を持ち、遠隔操作も可能です。このように、文化と防災機能が融合することで、地域社会の安全にも貢献します。
市民参加型のモデル
『ZERO BOX』では利用者へのアンケート調査を通じて、地域のニーズを把握し、ラッピングや情報発信のカスタマイズを行います。市民や地元企業を巻き込んだ「地域参加型モデル」としての展開が期待されています。これにより、地域住民が主体的に参加し、共に育む環境づくりに貢献します。
今後の展開
ZERO株式会社は今後もBIPROGYと連携し、さらなるイベントや公共施設への『ZERO BOX』の設置を進め、デジタル技術を駆使した地域課題の解決を図る方針です。これまでに福利厚生や朝食支援として、多くの企業や自治体で導入されてきたこの無人自動販売機は、今後さらにその活用範囲を広げることが期待されています。
設置概要
- - 設置場所: 金沢市民芸術村(石川県金沢市大和町1-1)
- - 設置期間: 2025年7月7日(月)〜9月16日(火)
- - 提供内容: フードロス削減食品(定価の50%以下)、文化イベント告知、デジタルサイネージ情報発信、アンケート実施など
- - 利用対象: 市民、観光客、関係者
『ZERO BOX』とは
『ZERO BOX』は、フードロスの削減とCO2排出量を抑える新しい無人販売機サービスです。廃棄が危惧される食品を安価で提供することで、消費と削減を実現します。冷蔵型により鮮度を保ちながら、非対面・非接触の購買体験を提供し、地域のP 요구에 대하여 대응합니다。
企業情報
BIPROGY株式会社
日本初の商用コンピュータにより、システムインテグレーターとして多くの課題解決に貢献してきたBIPROGY。持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
ZERO株式会社
「地球上の貧困をゼロにする」というビジョンを掲げ、無人販売機を通してフードロス削減に取り組むZERO。社会貢献と企業の福利厚生を両立するサービスを提供しています。