みやざきフードテックセミナーが実現する未来
宮崎県が主催する「みやざきフードテックセミナー」が、令和7年1月24日(金)に宮日会館にて開催されます。このイベントは、最新のテクノロジーを駆使して「食」にまつわるさまざまな問題を解決することを目指したビジネスカンファレンスであり、参加者にとっては地域の農林水産業や食品関連業の新たな展望を見つける貴重な機会です。
フードテックとは?
「フードテック」とは、食に関するテクノロジーの革新を意味し、生産、加工、流通、消費といった全てのプロセスにおいて新しい技術とビジネスモデルを取り入れることを指します。このカンファレンスでは、食のサステナビリティや技術革新の最新トレンドについて、専門家や事業者が講演し、パネルディスカッションを通じて知見を共有します。
セミナーの目的
イベントは「みやざきGRIPプロジェクト提案会」と合同で行われ、宮崎県の農業や食品業界をさらに発展させるための交流の場を設けます。参加者は、他の企業や有識者との貴重なネットワーキングの機会を得ることができ、県外企業との連携が新たなビジネスチャンスにつながることが期待されます。
参加方法
参加は無料ですが、事前申し込みが必要です。定員は会場参加が100名、オンライン参加も同様に100名で、先着順となっています。会場はJR宮崎駅から徒歩8分の位置にあり、多くの参加者がアクセスしやすい環境となっています。
プログラム内容
セミナーは12:30から開場し、以下のような内容で進行します:
- - 13:00〜14:05みやざきGRIPプロジェクト提案会
- - 14:05〜16:15みやざきフードテックセミナー
- - 16:25〜17:20名刺交換会
講演では、Sustainable Food AsiaのCEOである海野慧氏が「食のサステナビリティから考える、世界のフードテック潮流と日本や地域における現状と可能性」について話をし、その後、様々な実践者が宮崎のフードテックの取り組みをシェアするパネルディスカッションが行われます。
みやざきGRIPの役割
このイベントでは、宮崎県が主導する「みやざきグリーンイノベーションプラットフォーム」(みやざきGRIP)の活動も紹介されます。これは、持続可能な農林水産業の実現を目指し、新しいビジネス創出のためのマッチングプラットフォームであり、会員同士のプロジェクト提案や外部とのマッチングを促進します。
講演者の紹介
海野氏をはじめ、さまざまな領域で活躍している専門家が登壇し、それぞれの経験や視点を提供します。具体的には、株式会社INGENの代表取締役櫻井杏子氏や、株式会社MFE HIMUKAの島原俊英氏といった、地域に根ざしたフードテックの実践者たちが集まります。
まとめ
宮崎県の「みやざきフードテックセミナー」は、地域の農林水産業の発展を図ると同時に、最新技術の活用を通じて持続可能な食産業の構築に寄与することを目的としています。この機会を通じて、参加者は新たなビジネスチャンスを見つけるだけでなく、地域全体の未来に貢献することが期待されます。ぜひ、参加を検討してみてはいかがでしょうか。