あおみ建設、現場向けビジネスチャット「direct」を全社導入へ
あおみ建設株式会社は、同社のデジタル化(DX)推進を強化するため、現場向けビジネスチャットツール「direct」を全社的に導入することを決定しました。この決定は、1970年の創業以来、インフラ整備や地域開発に貢献してきたあおみ建設が、業務効率化をさらに進めるための新たな一歩として位置づけられています。
「direct」は、現場での写真に手書きの指示をその場で追加し、迅速に共有できる機能が特長です。この機能を活用することで、誤解や手戻りを大幅に減少させることが期待されています。また、普段利用している施工管理アプリや気象情報配信システムとの連携も可能で、様々なデータを一元的に扱えるようになります。
導入背景と目的
あおみ建設は、日々の業務での情報伝達の円滑化と効率を重視しています。これまでのフィールドワーカーの声をもとに選ばれた「direct」は、既に2,500社以上が導入している実績を持ち、建設業界を中心に様々な業種で利用されています。これにより、業務の効率を向上させ、情報共有のスピードを加速する体制を整えることを目指しています。
期待される効果
「direct」を導入することで、ミスの削減とコミュニケーションの迅速化が図られます。特に現場での業務において、画像に対してダイレクトに指示を出せる機能は、従来のメールや電話での指示と比べッリスを軽減します。また、連携可能なアプリにより、情報の集約が行われ、各種データをスムーズに検索・管理できるようになります。
さらに、あおみ建設の代表は、「協力会社の職員にも『direct』を配信し、さらなる情報共有のスピードを高めたい」と言及しており、全バリユーザーがこのツールを利用することで、さらなる業務の効率化が期待されています。日常的な運用を見据えた導入となり、2025年3月末には全社員へのアカウント配布を完了する予定です。
機能と利便性
現場向けビジネスチャット「direct」には、以下の機能があります:
- - テキストチャット
- - 写真加工
- - タスク管理
- - スケジュール調整
- - 通話機能
このように多様な機能を備え、フィールドワーカーが必要とする要素を集約していることが、選ばれた理由の一つです。特に、緊急時の連絡手段としても優れた特性を持ち、現場の安全を確保する役割もはらんでいます。
企業の取り組み
あおみ建設は、DX推進を専門に担当する部門を立ち上げ、会社全体でのデジタル化に力を入れています。新たに設置されたDX推進部では、ツールの利用状況を定期的に分析し、改善点を見極めながら、さらなる進化を目指しています。このような全社的な取り組みが、あおみ建設の競争力を高め、将来にわたり持続可能な事業の基盤を築くことにつながるでしょう。
この全社的なDX推進によって、あおみ建設は建設業界の中での競争力を一層高め、地域社会への貢献を続けていく姿が期待されています。今後の展開が非常に楽しみです。