全葬連が挑む葬祭業界の未来
全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)が主催する「第7回葬祭コーディネーターコンテスト」が、業界のさらなる発展を目指して開催されます。これは、葬祭業におけるスキル向上や顧客ニーズへの応対力を向上させ、葬儀文化の健全な発展を促進することを目的としています。
変わりゆく日本の葬祭文化
日本社会は少子高齢化の進展に伴い、大きく変化しています。年間110万人を超える死亡者数を抱える中、葬儀文化への理解とその重要性が求められています。現代の葬祭事業者は、消費者の多様なニーズに応えることが重要であり、そのために常に自身のスキルを高めていく姿勢が不可欠です。
このコンテストは、葬祭コーディネーターとしての技術を実践し、消費者側の視点での理解を深めるための貴重な機会となります。
コンテストの趣旨と開催経緯
これまでも6回のコンテストが開催されており、自治体や消費者団体からの評価を受けています。公正取引委員会、国民生活センター、そして総務省の調査結果を踏まえ、葬祭業の透明性やサービスの質を向上させるための取り組みが促進されてきました。
コンテストでは、参加者が予選を通過し、地域ごとに選抜された8名が参加。技術や応対のスキルを競い合います。これにより、業界のプロとしての自覚を持ち、消費者に対して一層信頼されるサービスを提供することを目的としています。
コンテストの見どころ
特に注目すべきは、顧客満足に精通したゲストスピーカーによる講演です。今回は、山形新幹線の「カリスマ販売員」として知られる齋藤泉氏が登壇し、潜在ニーズを引き出す方法を語ります。90分間の講演を通じて、参加者は葬祭業の新たな視点を得ることができるでしょう。
審査も多様な専門家によって行われ、経済産業省や消費者協会などからの厳正な評価が行われます。これにより、参加者は客観的なフィードバックを受け取り、自身のスキル向上に繋げることができます。
コンテストの概要
「第7回葬祭コーディネーターコンテスト」は、2024年1月30日(月)に東京都港区のホテルアジュール竹芝で開催。参加者は全葬連に所属するコーディネーターたちであり、優れた技術を持つ彼らが集結します。
主催は全日本葬祭業協同組合連合会で、参加者や審査官が集まり、業界の未来を見据えた新たな取り組みを発表します。
業界の発展に寄与するこのコンテストは、葬祭業の新たな姿を見せる良い機会となるとともに、メディア関係者にとっても貴重な現場を体感する場となるでしょう。ぜひご注目ください。
お問い合わせ先:全日本葬祭業協同組合連合会(全葬連)
担当:奥山
住所:東京都港区港南2-4-14 港南YKビル4階
連絡先:03-5769-8701
URL:
全葬連公式サイト