地域公共交通の新しい提案「スマートバス停」
株式会社YE DIGITALが提供する「スマートバス停」は、地域公共交通の再構築を図る一環として全国各地での導入が進められています。この取り組みは、国土交通省が提唱する「リ・デザイン」の理念のもと、官民、交通事業者、他の分野の協力によって成り立っています。地域の公共交通は多くの課題を抱えていますが、これを解決するためには地域全体が連携し、協力することが重要です。
3つの共創による取り組み
YE DIGITALは「スマートバス停」を中心に、モビリティサイネージクラウド「MMvision」を活用して多様な場所での交通情報配信を実現しています。これにより、バス停に留まらず、交通結節点や商業施設、オフィスビルなどでもリアルタイムの交通情報を届けることが可能です。
官民共創
東京都や熊本県での実績として、バス停や電停での行政情報や警察からの啓蒙情報の表示が挙げられます。これにより、地域住民にとって必要な情報が瞬時に得られる環境が整備されています。
交通事業者間共創
北九州市や徳島県では、空港や空港線において、路線バスと他の交通機関との情報共有が進んでおり、移動の利便性が向上しています。
他分野共創
東京都や広島県では、地域交通に病院やオフィスビル、自動販売機、フードコートといった異なる分野との協力が進められています。これにより、地域全体での交通活用が促進され、地域の生活環境が豊かになることが期待されています。
熊本県での新たな拡大
この取り組みは現在、全国の9つの事業者を超えて拡大中で、熊本県の公共施設にもスマートバス停の導入が進んでいます。特に、荒尾市、益城町、熊本市にある公共施設への導入が決まりました。これにより、熊本県内での交通情報提供の場がさらに充実します。
新たに設置される場所
- - 益城町役場前交通広場:熊本県上益城郡に位置し、九州産交バスが運行。
- - 荒尾市立有明医療センター:荒尾市にあり、産交バスが運行。
- - 熊本大学病院アメニティ施設:熊本都市バスと熊本バスが運行する複合施設。
これらの公共施設では、九州産交バス、産交バス、熊本都市バス、熊本バスなどの交通情報がリアルタイムで表示され、地域に住む人々の利便性を大きく向上させることが期待されています。
未来の展望
YE DIGITALは、今後も地域社会のために公共交通の利便性向上を目指し、様々な取り組みを通じて地域の発展に貢献していく考えです。地域の交通機関が協働し、住民と共により良い交通環境を作り上げることが求められています。このような「スマートバス停」の設置が進むことで、地域公共交通の未来が明るく照らされることを願っています。
会社概要
株式会社YE DIGITAL
- - 設立:1978年2月1日
- - 代表者:代表取締役社長 玉井裕治
- - 本社所在地:福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
- - 事業内容:ビジネスソリューション、IoTソリューション、サービスビジネスなど
- - 企業ホームページ:YE DIGITAL
- - 関連リンク:スマートバス停情報