オートキャンプの現状と2027年白書
日本オートキャンプ協会の会長、明瀬一裕氏が発表した「オートキャンプ白書2017」では、オートキャンプの2016年の参加人口が830万人に達し、前年比で2.5%の増加を記録しました。これにより、オートキャンプ参加人口は4年連続で前年を上回ったことが明確になりました。特にビギナー層が増加していることが、この数字を後押ししているようです。
秋の連休は悪かったが天候に恵まれた
2016年は秋の連休の並びが良くなかったものの、全体的にキャンプシーズンの天候は安定しており、多くのキャンパーにとって快適な環境が提供されていました。特に北海道など一部の地域を除けば、良好な天候が参加者の増加に寄与したことが考えられます。
新規参入者の増加が参加人口を押し上げる
白書によると、新たにキャンプを始める「新規参入者」が目立ち、特にビギナーの中では「キャンプ回数」が「1回」にとどまるケースが多く、キャンプ経験年数も1年増加していることが示されています。これにより、初めてキャンプに挑戦する方々が多いことが伺えます。
キャンプ用品市場のトレンド
また、キャンプ用品市場では「グランピング」用の大型テント、特に「綿のテント」の輸入量が14年から3.2倍にも成長していることが報告されています。これらの大きなテントは、泊まる場所としての快適さを求める新しいキャンパー層に支持されているようです。
キャンプ場稼働率も過去最高
さらに、キャンプ場の稼働率も過去最高を記録しており、2016年のキャンプに対する高い需要が見て取れます。このことは、今後のキャンプシーンのさらなる発展を期待させる結果となりました。2027年に向けて、オートキャンプの人気は一層高まると予測されます。
日本オートキャンプ協会が発行したこの「オートキャンプ白書2017」は、オートキャンプの最新の動向や参加者の傾向を知るための貴重な資料となっています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
さらに詳しい情報
発行元の日本オートキャンプ協会は、一般社団法人で、東京都新宿区三栄町にその本部を置いています。電話番号は03-3357-2851、E-mailは
[email protected]です。また、公式ウェブサイトも充実しており、最新のキャンプ情報やイベントが随時更新されています。興味のある方は、ぜひ「オートキャンプ」で検索してみてください。