ダイセーグループがKissaco全株式を取得
概要
ダイセーホールディングス株式会社は、2026年8月から株式会社Kissacoを完全に傘下に迎え入れることを発表しました。本件は、単なる事業の拡大にとどまらず、ダイセーグループのホスピタリティ事業の新たな収益源としての未来を見据えた重要な一歩です。
Kissacoについて
株式会社Kissacoは、東京都千代田区に本社を置き、コメダ珈琲店のフランチャイズ運営を中心とした飲食事業会社です。その安定した事業基盤と地域に根ざした独自の飲食店舗を有するKissacoは、ダイセーグループにとってポテンシャルの高い資源となります。
株式取得の背景
ダイセーグループは物流事業を軸に、ITや食品、ホテル、飲食など多様な分野に進出してきました。今後の戦略では、持続的成長を目指す中で次世代に向けた収益事業が不可欠だとされています。ホスピタリティ事業を新たな成長分野として位置づけ、Kissacoの運営ノウハウと地域ネットワークを活用する狙いがあります。
3つの成長ステップ
ダイセーグループは、ホスピタリティ事業の成長を「守る」「創る」「拡げる」の3段階に分けて計画しています。
1. 守る
Kissacoが築いてきた店舗やCrew(従業員)、地域とのつながりを大切にし、既存店舗の運営を安定させ、さらなる収益の向上を図ります。これにより、ホスピタリティ事業としての強固な基盤を築くことを目指します。
2. 創る
次に、よりユニークな飲食ブランドの創出に挑戦します。「1ブランド1店舗」を基本に、その店ならではの体験を提供するオンリーワンブランドの開発を目指します。顧客に自らも運営したいと思えるような魅力的なブランド構築が重要です。
3. 拡げる
創出したブランドを持続的な収益性を持つモデルとして進化させ、フランチャイズ制度を通じて拡大を図ります。将来的には国内外への展開も視野に入れ、ダイセーグループ発のホスピタリティブランドとしての成長を目指します。
短期と長期のビジョン
ダイセーグループの目指すところは、単なる店舗数の増加ではありません。人材育成、店舗運営、ブランド構築といった要素を育て、これを次世代へとつなげる仕組みを作ることにあります。また、Kissacoの社員との連携を深め、既存の価値を尊重しつつ新たな価値を創出していくことが求められています。
今後の展望
2034年の創業65周年、2069年の創業100周年に向け、ダイセーグループのホスピタリティ事業を新たな収益源として位置づけ、持続的な成長を遂げることを目指しています。Kissacoのグループ参画は、新たな挑戦の第一歩となります。
会社概要
Kissaco
- - 所在地: 東京都千代田区平河町1丁目7-3 第四大盛丸平河町ビル4F
- - 設立: 2013年6月21日
- - 資本金: 900万円
- - 売上高: 5.9億円(2026年5月期)
- - 従業員数: 116名(社員21名、パート95名)
- - 事業内容: 喫茶店・カフェの運営
ダイセーホールディングス
- - 所在地: 東京都千代田区平河町1丁目7番10号 大盛丸平河町ビル2F
- - 設立: 2010年11月10日
- - 資本金: 1,000万円
- - 売上高: 896億円
- - 従業員数: 7,850名(グループ全体)
- - 事業内容: コンサルティング業務及びその運営等
- - URL: ダイセーHD公式サイト