廃棄物アート展
2025-10-18 10:18:52

廃棄物がアートに変わる!高島屋と大阪芸術大学の挑戦

廃棄物から生まれる未来のアート



大阪芸術大学、コンテンポラリーデザインスタジオ「we+」、そして高島屋大阪店が共同で繰り広げる産学連携プロジェクト「Re: Local Material『百貨店の裏側から生まれる未来』」。この企画では、百貨店で発生する廃棄物を新たなアートとして再創造します。

産学連携の挑戦


このプロジェクトは、高島屋のサステナブル・アクション「TSUNAGU ACTION」に基づいており、学生らがリアルな課題に挑戦する機会を提供します。彼らが集めたのは、通常廃棄物とされる段ボールや緩衝材。これらの素材を新たに「価値」を与えるため、学生たちはデザインを通じて「アップサイクル」に挑戦しています。

学生たちのクリエイティビティ


作品制作には、デザイン学科の4年生が約1ヶ月かけて取り組みました。彼らは百貨店で使われるさまざまな梱包材の特性を理解し、新しい結合方法や加工を駆使して芸術的な形に仕上げています。そこには、廃棄物が未来へと繋がるメッセージが込められています。

学生の作品とその意図


西川 里奈さんの「カプープ」


西川さんのチームが手掛けた「カプープ」は、ガチャガチャのカプセルを利用した作品です。学生たちは、素材の特性を理解しながら、様々なームや形に挑戦し続けました。実験を重ねる中で、カプセルと石の組み合わせから見つけた動きの可能性が彼女たちのアイデアを形にしました。展示会では、来場者が実際に作品に触れ、遊ぶ様子が見られ、制作の成果を直接確認することができました。

金森 智さんの「MELT」


金森さんはPPバンドを使い、高島屋のシンボルであるバラの花を模したフラワーボックスを提案しました。素材の温度による形状変化を活かし、日常で見過ごされがちな「彩り」に目を向けるプロジェクトです。新しい視点からのデザインプロセスを通じ、新たな可能性を探索したことが重要な学びとなったそうです。

展示会の概要


このイベントは、2025年10月8日(水)から10月28日(火)まで高島屋大阪店で開催されます。最終日には特別なプログラムも設けられる予定です。場所は1階の正面玄関ステージと4階のローズパティオで、開催中には学生たちのユニークな作品を見ることができます。

参加方法


参加を希望する方は、事前の予約が必要です。詳しくは、関連URLを訪れて情報を確認してください。高島屋の「TSUNAGU ACTION」を通じて、今の社会が抱えるサステナブルな課題への理解を深める貴重な機会になることでしょう。

高島屋と大阪芸術大学のコラボレーションが、どのように未来を変えていくのか、ぜひ自身の目で確かめてみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
大阪芸術大学
住所
大阪府南河内郡河南町大字東山469
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。