秋田駅前でアートが楽しめる「まちのえき夏」今年も開催

秋田駅前の新たなアートスポット「まちのえき夏」

秋田駅直結の秋田駅ビル「アルス」の地下1階で、7月19日（土）から約1ヵ月にわたって「まちのえき夏」がオープンします。これは小学校の夏休みに合わせた、親子が楽しめる「つくる・みせる・あそぶ」プログラムです。今年も昨年好評を博した「まちのえき」が帰ってきました。

この企画は、東京藝術大学とJR東日本が共創し、地元のアーティストや職人たちが集まる場を提供します。参加するのは、27組のアーティスト、起業家、学生などで、多彩なブースが展開されます。特に、子どもたちの創造力を育むための工作スペース「かえるラボ」や、おもちゃを交換する「かえっこ」プロジェクトが注目されています。これらの活動を通じて、親子での絆を深めるとともに、地域の文化への理解を深めることができるでしょう。

参加アーティストとブースの魅力

会場内では、地元のクリエイターたちが自らの作品を展示し、職人や料理人による美味しい食事と共に、参加者が直接その魅力に触れることができます。特に目を引くのは、小さな箱型ブース「ヒトハコ」で、ここでは雑貨やハンドメイド品の展示・販売が行われます。多様なジャンルの出店者が揃い、訪れる方々に新たな発見と楽しさを提供します。

例えば、全自動さじなげ委員会やシェアキッチン「6坪カフェ」など、ユニークな店舗も参加します。これにより、いつもとは違った視点で秋田の文化やアートを楽しむことができます。特に、特に小さなお子さんを持つ家庭にとっては、安心して参加できるイベントです。

創造力を育む「かえっこ」プログラム

「かえっこ」は、使用しなくなったおもちゃを交換するイベントです。この活動では、子どもたちは「かえるポイント」を使用しておもちゃを交換することができます。自分の不要になったおもちゃを持って行くだけでなく、掃除や活動に参加することでポイントを獲得し、新たなおもちゃとの出会いを楽しむことができます。

毎週金・土・日・祝の14時から17時に開催され、参加は無料です。実際に手を動かすことで、子どもたちの創造的な発想が広がる素晴らしい機会です。

工作スペースとパペット制作

会場内には「ソウゾウカンラボ」による工作コーナーもあります。ここでは、様々な素材を用いたオブジェやアクセサリーの制作が楽しめます。また、パペットづくりの体験もあり、子どもたちが自分だけのキャラクターを創り出すことができます。制作したパペットは、後期には「旅のお供」として貸し出されるので、物語がさらに広がります。

謎解きチャレンジと展示

さらに、この夏の「まちのえき」では会場内と駅周辺を巡る謎解きチャレンジも用意されています。子どもから大人まで、家族全員で楽しめるこの活動は、秋田の魅力を再発見する絶好の機会になるでしょう。

また、秋田公立美術大学及び東京藝術大学の学生による作品も展示され、地域の若いアーティストたちの活躍を間近で見ることができます。これは、若い才能の発表の場を提供するだけでなく、地域コミュニティとの密接なつながりを育む貴重な機会です。

おわりに

秋田の文化を元気にするために始まった「まちのえき夏」は、訪れるすべての人にとって素晴らしいアート体験の場となるでしょう。子どもたちだけでなく、大人たちにも楽しめる要素が満載です。ぜひ、家族でお出かけし、秋田のアートと文化の魅力を感じてください。新しい出会いや発見が待っています。

これからの秋田がさらに楽しみになるイベントです。皆さんの参加をお待ちしています！