IVRyと京葉銀行の提携について
株式会社IVRyは、京葉銀行と業務提携を結びました。この提携の目的は、AIを活用し千葉県内の企業における人手不足を解消することにあります。
IVRyの提供する対話型音声AI SaaS「アイブリー」は、電話応答の自動化を実現し、業務効率化に貢献する機能が豊富です。具体的には、自動応答・予約代行、録音、文字起こし、AI要約、SMS送信、顧客管理(CRM)、LINEやチャットツールへの通話通知など、多様なサービスを展開しています。これにより、企業が業務をスムーズに運営できる環境を整える手助けをしています。
業務提携の背景
中小企業の約60%が人手不足を感じているという調査結果が示すように、人手不足は深刻な問題です。多くの企業が運営継続のための効率化や自動化を模索しています。そこでIVRyと京葉銀行の提携により、地域の企業へ「アイブリー」を紹介し、業務の効率化を支援することが狙いです。
京葉銀行は、自行のお客様に加え、地域全体の企業がAIを活用できるような道筋を作り出します。これによって、企業の経営サポートを多面から推進していく計画です。IVRyは、安価で簡便にAIを導入できるよう、さらなるサービスの運営と機能の向上に力を入れていきます。
京葉銀行の戦略とIVRyの役割
この業務提携は、京葉銀行の中期経営計画において重要な戦略の一環で、「法人ソリューション」の強化を図ります。この取り組みを通じ、地域の新たな価値創造を目指します。
IVRyは、AIシステムの利便性を高めることで、単に導入の際のハードルを下げるだけでなく、企業がAIを使いこなすための支援を実施します。
アイブリーの機能と効果
「アイブリー」は、月額2,980円から利用可能な対話型音声AIで、365日24時間稼働しています。AIは、通話内容を自動的に文字起こしし、重要な情報の要約や分析を行います。その結果、企業は通話履歴を経営資源として活用できるようになります。
さらに、独自の「ハルシネーションゼロ」技術により、誤情報を返さない信頼性の高いサービスを提供しています。オートコールでの対応をはじめ、顧客サービスの質を向上させることにも貢献しています。
IVRyは、より多くの企業にAIの恩恵を届けるべく、今後もより多様なサービスの展開を予定しています。中小企業から大企業まで、全国で40,000以上のアカウントを発行し、すでに多くの実績を築いています。
今後の展望
IVRyは、AI技術のさらなる拡大を図り、今後も多様なソリューションを提供していく計画です。人手不足やカスタマーハラスメントなど、今日のビジネスが直面する課題を克服するために、AIを具体的な手段として活用していく考えです。
この提携を通じて、地域への貢献を強化し、企業の生産性向上にも貢献することを目指しています。