進化したキャンプ飯「BASERICE」
築125年以上の歴史を持つ千葉県の米屋「綿文商店」が、新たに開発したキャンプ専用ライスパテ「BASERICE」が2023年7月に登場しました。この商品は、長年の経験を生かし、キャンプ愛好者に向けた全く新しい米の楽しみ方を提案します。
洗米不要の手軽さ
「BASERICE」は、個包装されたライスパテで、洗米の手間がいりません。キャンプの荷物は軽量化が求められるため、持ち運びの便利さは大きな魅力です。包みを開けてそのまま焼くことができ、時間をかけずに手軽に楽しめるため、キャンプ飯として積極的に活用されるでしょう。
おいしさの秘密
このライスパテには、2021年のモンドセレクションで金賞を受賞した株式会社エムエスエフ社のスパイスが添付されています。10種類以上のスパイスやハーブ、しょうゆがバランスよく配合されており、食材との相性も抜群です。これにより、どんな食材とも合わせやすく、キャンプでも自分だけのオリジナル料理を楽しむことが可能です。
お米消費の現状と開発背景
現在、日本ではお米の消費量が減少しており、パンの需要が上回るという逆転現象が見られます。2020年の統計では、パンの購入額が初めて米のそれを超えました。加えて、お米の生産者の平均年齢が66.8歳に達し、業界全体が高齢化の波に直面しています。このような厳しい状況の中、綿文商店はお米の新たな楽しみ方を提案することで、消費拡大を目指しています。
キャンプブームに乗る
コロナ禍を経て、自然の中で過ごすことを選ぶ人々が増える中、キャンプは人気のアクティビティとなりました。しかし、キャンプでのお米に関する課題として、洗米や持ち運びの手間が挙げられます。これらの問題を解決するために、洗米不要で焼くだけで食べられる“ライスパテ”を生み出すことにしました。これにより、キャンパーたちはストレスなくお米を楽しむことができるようになります。
お米の未来に向けて
「BASERICE」は、お米の新しい消費シーンを創出できると同時に、キャンプを通じてその魅力を再発見してもらえることを期待しています。食料品の多様性を追求し、お米の楽しみ方を広げるこの取り組みは、消費者、農業、流通全体にとっての「三方良し」を目指しています。
何かと忙しい現代のキャンプスタイルに新たな風を吹き込む「BASERICE」を、ぜひお試しください。自分だけの特別なキャンプ飯を自宅で、または大自然の中で楽しむことができます。詳しくは、
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