名古屋の再開発エリア、ささしまライブ24に新たな商業拠点が誕生

名古屋の注目エリア「ささしまライブ24」とは

名古屋駅の南側に位置する「ささしまライブ24」は、旧国鉄笹島貨物駅の跡地を利用した広大な再開発エリアです。この地域は、名古屋市が推進する都市基盤整備の一環として生まれ変わりつつあり、居住者や訪問者に向けた賑わいと利便性を追求する新しい街づくりが行われています。

グローバルゲートの概要

その中心となるのが、2017年秋に開業を予定している「グローバルゲート」です。これは、オフィス、ホテル、会議センター、商業ゾーンなどが融合した複合型施設であり、名古屋駅から徒歩およそ10分、ささしまライブ駅からは歩行者デッキで直結する便利な立地に位置しています。

「グローバルゲート」は、豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産といった企業からなる特定目的会社によって開発されています。敷地面積は約17,267㎡、延床面積は約157,000㎡で、ウエストタワーは地上36階、イーストタワーや低層棟も持つ多層タイプの建物という壮観です。竣工は2017年3月末を見込んでいますが、商業ゾーンの開業は秋になる予定です。

商業ゾーンの魅力

「グローバルゲート」に設けられる商業ゾーンは、都市の中心にありながらも自然との調和が図られた路面型の施設となります。中心には「オープンエアプラザ」を配置し、訪れる人々が季節や自然の変化を感じながら過ごせる心地よい環境が整備されます。

さらに、屋上には農園が設置され、環境教育や食育体験が行われる予定です。ここで育った野菜はレストランにて提供され、収穫祭などのイベントも開催されることで、地域コミュニティとのつながりがより深まることが期待されます。

「ささしまライブ24」の全貌

「ささしまライブ24」は、名古屋の大都市圏の玄関口としての役割を果たすことを目指しており、交通の便の良さや、住環境の整備が進んでいます。名古屋市の土地区画整理事業に基づいて、道路や公園の整備が行われる他、国際競争力を高めるための施策も進められています。

2012年にはこの地域が特定都市再生緊急整備地域に指定され、ますます注目される存在となっています。

東急不動産SCマネジメントの役割

「グローバルゲート」に関わるリーシングや開業準備業務を担当するのは東急不動産SCマネジメントです。この会社は2009年に設立され、全国約60の商業施設を管理している経験豊富な専門家集団です。特に、開業後の運営にも貢献し、地域にとっての魅力的な商業空間を提供することに尽力しています。

今後、「グローバルゲート」や「ささしまライブ24」は、名古屋市のさらなる発展をリードする重要な拠点となることでしょう。このエリアから目が離せません。