北海道白老町での母子手帳アプリ『母子モ』の導入
母子手帳アプリ『母子モ』が、北海道白老郡白老町でサービスを開始しました。このアプリは、地域住民が安心して子育てを進められる環境を提供するために設計されています。白老町は「安心して子どもを産み育てることができ、子どもがいきいきと健やかに育つまち」という基本理念の下に、妊娠および育児に対する包括的な支援に努めています。
『母子モ』の特長と機能
『母子モ』アプリは、紙の母子健康手帳の情報をデジタル化して記録することができる画期的なサービスです。これにより、自治体は810を超える地域で採用されています。こども家庭庁は、2024年から電子版母子健康手帳の導入を目指しており、『母子モ』はその先駆けとなるアプリです。
このアプリは、妊娠中の健康状態や予防接種のスケジュール管理、地域の情報提供を簡単に行えるツールとして機能します。重要なデータがクラウドに保存されるため、例えば災害時に母子健康手帳を紛失しても安心です。また、引越しや機種変更の際にもスムーズに利用を続けられるため、多忙な保護者にとっては非常に便利です。
妊娠から子育て期までの支援
白老町では、妊婦および1歳未満の乳児を育てる家庭向けに、産後ケアや悩み相談のための助産師サービス「みなさぽ」が提供されています。これにより、家族が抱える不安感や負担を軽減。子どもと一緒に交流できる場も多く、親子が積極的に参加するプログラムが充実しています。
「ピヌピヌ」では、親子で楽しめる「あそびのひろば」や季節の行事を楽しむ「おたのしみのひろば」を実施して、地域のつながりを深めています。また、しらおい町子育てふれあいセンターでは、親子の交流ができる「つどいのひろば」や、子どもの送迎などを行う「ファミリーサポートセンター事業」が用意されています。これらの活動が、妊娠から育児にいたる各ステージで切れ目ないサポートを提供します。
地域密着型の子育て支援アプリ
「しらおいっこアプリ」は、妊産婦や育児中の保護者が直面するさまざまなニーズに応えるための機能が揃っています。具体的には、育児日記の「できたよ記念日」機能を搭載し、子どもの成長を記録しながら、育児に関するアドバイスも提供します。さらに邪魔にならない形で祖父母や他の親族ともデータを共有できるため、家族全体で子どもの成長を見守ることができます。
また、アプリを通じて送られる地域情報やアドバイスが、環境変化や緊急時においても安心して育児ができる基盤を築いています。これにより、妊娠、出産、育児に関する手間を省き、保護者と地域、医療機関とのつながりを深めることが期待されています。
未来の子育て支援に向けて
母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から子育て時期の手続きに必要な情報を的確に届け、保護者の負担を軽減することを目指しています。デジタル化支援サービスの「子育てDX®」を用いて、地域での実証も進行中です。これにより、これまで以上に「安心で簡便」な子育て環境を実現し、地域社会に貢献したいと考えています。
今後ますます注目される『母子モ』アプリが、白老町だけでなく、全国で育児のサポート役として親しまれることを期待しています。