Arc Japanが新たに展開するArcパフォーマンス証書‐5カテゴリーとは
サステイナブルな未来を見据えて
2025年、株式会社Arc Japanは新サービス「Arcパフォーマンス証書‐5カテゴリー(以下、Arc 5)」を発表しました。これは、アセットレベルにおけるサステイナビリティデータの収集、ベンチマーキングや運用パフォーマンスに関する総合的な評価を行う革新的な取り組みです。Arc 5は、持続可能な建物運営の重要性が高まる中で、特にGRESB不動産アセスメントにおけるスコアの向上をサポートし、同時にLEED認証の取得に向けた準備を簡素化することを目指しています。
Arcパフォーマンス証書の5つのカテゴリー
Arc 5は、以下の5つのカテゴリーから構成されています:
1.
エネルギー使用量とGHG排出量
2.
水使用量
3.
廃棄物発生量とリサイクル率
4.
通勤や来場に伴うGHG排出量
5.
室内環境満足度と室内空気質
これらのカテゴリーは、企業が日々の運用を行う上でどのように資源を利用し、環境に配慮しているかを示す重要な指標となります。
自動的なデータ確認と認証の流れ
実際にArc 5を取得する手続きは簡単です。まず、Arc Japanのウェブプラットフォームにデータを入力し、システムによる自動的な内容確認を行います。その後、Arc Japanによる追加の検証(Verification)を経て、証書が発行されます。このプロセスは、企業の手間を大きく軽減し、迅速な認証取得を可能にします。
特に注目すべきは、Arc 5がGRESB不動産アセスメントのBC1.2指標において部分評価認定を受けたことです。これにより、実質的なスコア向上が期待されるでしょう。
LEED O+M認証との関連
Arc 5は、世界的に認知されているLEED O+M(運営における持続可能な建物運営)認証のスコアシステムとも連携しています。LEED O+Mでは最大100ポイントが評価され、その90ポイントがArcの5つのカテゴリーのパフォーマンススコアに基づいています。このため、Arc 5を取得することで、LEED O+M認証の診断が容易になります。これまで認証取得に高いハードルを感じていた企業にとって、道が開けることでしょう。
特別ウェビナーの予告
さらに、LEED O+M認証に関する最近の動向を知るチャンスもあります。Arc Japanの出資会社である株式会社ヴォンエルフが「既存建物版LEED認証最新動向と今後の戦略を徹底解説」という特別ウェビナーを開催します。以下の詳細をご確認ください:
- - 開催日時: 2025年2月19日(水)17時00分~18時00分
- - 参加費: 無料・事前登録制
- - 申込期限: 2025年2月18日(火)
- - 申し込みURL: こちらをクリック
サステイナビリティへの取り組みが進む中、Arc JapanのArcパフォーマンス証書がどのように個々の企業の成功を促進するのか、今後の展開に注目です。