大麦で糖尿病治療効果検証
2014-08-28 11:00:05
インド最大手病院チェーンで開始!日本の大麦が糖尿病治療に効果を発揮か?
インド最大手病院で日本の大麦が糖尿病治療に効果を発揮か?臨床試験開始
日本の精麦加工大手、株式会社はくばくが、インドのフォルティス病院において、画期的な臨床試験を開始しました。この試験では、2型糖尿病のインド人患者を対象に、日本の大麦製品の摂取が、血糖値や血圧、コレステロール値などにどのような影響を与えるのかを検証します。
6ヶ月間の検証:日本の大麦がインドの糖尿病患者を救う?
試験は、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症を患い、BMI25以上のインド人成人25名を対象に、6ヶ月間にわたって実施されます。参加者には、1日90gの大麦(β-グルカン3.6g以上)を摂取してもらい、体重、血圧、血糖値、コレステロール値など11項目について、毎週1回検査が行われます。
はくばくは、インド人参加者が日常的に大麦を摂取しやすいよう、30g入りの大麦商品「OoMugi」と、大麦を使ったインド料理のレシピ集(全35種)を提供。食事療法への負担を軽減することで、試験の成功を目指しています。
フォルティス病院:インド最大手の私立病院チェーン
この臨床試験を実施するのは、インド最大手の私立病院チェーンであるフォルティス病院です。フォルティス病院は、インド国内のみならず、シンガポール、ドバイ、モーリシャス、スリランカなどにも医療施設を展開しており、その規模は65施設、10,000床以上を誇ります。近年は、地方都市を中心に低価格の医療を提供する新ブランドの医療チェーン展開も発表しており、今後の更なる成長が期待されています。
期待される大麦の効果と今後の展開
今回の臨床試験は、日本の大麦が、世界的な健康課題である糖尿病の治療に貢献できる可能性を示す重要な一歩となります。試験の結果次第では、日本の大麦がグローバルなヘルスケア市場で大きな役割を果たすことが期待されます。はくばくは、この試験を通じて得られたデータを基に、更なる研究開発を進め、大麦の健康効果に関する理解を深めていく予定です。
株式会社はくばく:精麦加工のリーディングカンパニー
株式会社はくばくは、昭和16年創業の老舗企業であり、精麦加工において国内トップクラスのシェアを誇ります。長年にわたる研究開発と技術力によって培われた高い品質と信頼性は、国内外から高く評価されています。今回の臨床試験は、同社のグローバル展開における新たな挑戦であり、その技術力と社会貢献への姿勢を示すものと言えるでしょう。
今回の臨床試験の成果に、世界中が注目しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社はくばく
- 住所
- 山梨県南巨摩郡富士川町最勝寺1351
- 電話番号
-
0556-22-8989