パレスチナのこどもたちを支援する絵本作家たちの展覧会開催

パレスチナのこどもたちを支援する展覧会

2025年8月4日から9日まで、東京・渋谷のPinpoint Galleryにて、パレスチナの子どもたちをテーマにした特別な展覧会が開催されます。この展覧会は、「つながる世界プロジェクト」の一環として、イスラエルの占領による悲劇に直面し続けるパレスチナのこどもたちの現状を伝えることを目的としています。

展覧会の背景

パレスチナでは、70年以上にわたるイスラエルの占領と暴力が続いており、最近は特に2023年10月以降、状況は深刻化しています。数万人のパレスチナ人が命を落とし、その中には1万5千人を超える子どもたちも含まれています。この現実を前に、私たち絵本作家は何か行動を起こさなければならないと感じ、展覧会を企画しました。

展示内容

本展には、20点ほどの絵本作家による作品と、パレスチナの子どもたちの写真が展示されます。出展作家の中には、えがしらみちこ、石川えりこ、市居みか、酒井駒子、さこももみ、ささめやゆき、田島征三、tupera tuperaなど、各界で活躍する著名な絵本作家たちが名を連ねています。

これらの作品は、単に美しい絵や心温まる物語を提供するだけでなく、パレスチナの現状への理解を深めるための重要な鍵となるでしょう。実際に子どもたちが直面している困難と痛みを視覚的に表現することで、観客に強いメッセージを届けることを目指しています。

開催情報

- 日時: 2025年8月4日（月）～9日（土）12:00～19:00（8/4は14:00～19:00、8/9は17:00まで）
- 場所: Pinpoint Gallery（東京都渋谷区）

この展覧会は無償で行われ、誰でも自由に訪れることができます。

協力団体について

本展は、日本国際ボランティアセンター（JVC）の協力のもと実施されており、同団体は1980年に設立され、地域開発や人道支援を行ってきた実績があります。パレスチナを含むさまざまな地域で、現地の人々の力を引き出す支援に努めています。

展覧会を通じて、パレスチナの現状に目を向け、共に考える機会となれば幸いです。興味のある方はぜひお越しください。