奈良ホテル、116年の歴史を楽しく体験する新企画
奈良市に位置する奈良ホテルは、2024年に117年の歴史を迎えるにあたり、過去の魅力を新しい形で提供する特別な企画を発表しました。その名も「読む歴史すごろく」。このすごろくは、奈良ホテルの歴史を楽しく知るための限定1,000部のアイテムとして企画されました。
すごろくの内容とデザイン
「読む歴史すごろく」は、その名の通り、奈良ホテルの歴史を振り返るためのすごろくです。各マスにはホテルの主な出来事が記され、歴史を知る楽しみを提供します。さらに、すごろくにはコラムやクイズも含まれており、単なる遊びに留まらない、学びの要素も盛り込まれています。デザインは手書きのイラストを使用し、温かみのある色合いで仕上げられています。
また、すごろくの裏面には印象的なホテルの外観が描かれ、なんと2026年のリニューアルオープンに使えるオリジナルサイコロの引き換えチケットも隠されています。このような未来への期待感や願いが詰まったすごろくは、ただの道具ではなく、奈良ホテルの歴史と未来をつなぐ架け橋となるでしょう。
奈良ホテルの休館前プロモーション
現在、奈良ホテルは「“Register” ―今を記録し、未来へ―」をテーマに、創業115周年を記念した様々なプロモーションを行っています。宿帳の修復や、各種イベントが行われ、多くの人々にとっての記憶の場としての役割を再確認しています。この宿帳は、ホテルの歴史を語る重要な遺物であり、未来へのメッセンジャーと位置付けられています。
リニューアルに向けた全館休業
奈良ホテルは、2026年に大規模なリニューアル工事を予定しており、全館休業が行われます。リニューアル後は、新たな魅力を持った宿泊施設として生まれ変わります。全館休業期間は2026年1月4日から5月下旬までで、期間中に宿泊や食事を楽しむことができないのは残念ですが、その反面、リニューアルされた後の新しい奈良ホテルへの期待が高まります。
奈良ホテルの魅力と今後
奈良ホテルは、1909年の創業以来、数多くの賓客を迎えてきました。桃山御殿を想起させるクラシックな外観と、重厚で華やかな内装は、ホテルとしてだけでなく、まるで美術館にいるかのような雰囲気を提供します。また、奈良の歴史や文化を感じるための絶好の場所として、訪れる人々にとって思い出に残る体験を提供し続けています。
今後、「読む歴史すごろく」をはじめとする様々なプロモーションを通じて、奈良ホテルは、過去と未来をつなぐ橋渡し役を果たし、多くのお客様を迎える準備を進めています。116年の歴史を振り返りつつ、これからの新たな旅のスタートを切るために、ぜひ奈良ホテルを訪れてみてください。