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だし文化の未来を担う若者たちの挑戦：新しいだし体験キットが誕生

近年、食の多様化やライフスタイルの変化、生産者側の高齢化など様々な要因から、日本の伝統的なだし文化が衰退の危機に瀕しています。四大だし（かつお節、昆布、煮干し、椎茸）の生産量は減少傾向にあり、この現状に危機感を抱いた昭和女子大学環境デザイン学科の学生、山内梨央さんと岡田彩希さんが、出汁専門店「おだし香紡」と共同で、新しいだし体験キット「おだしとわたし」を開発しました。

「おだしとわたし」：1週間でだし文化を体験

「おだしとわたし」は、忙しい現代人でも手軽にだしを取り入れられるよう、コーヒー ドリップ型やティーバッグ型の抽出方法を採用。かつお節、昆布、煮干し、椎茸といった四大だしに加え、近年人気の焼あごだし、そして2種類の合わせだしをセットにした、全7種類のだしを体験できるキットです。

各だしは、ブックレットに掲載された特徴や説明を参考にしながら味わうことができます。風味の違いやうま味の相乗効果を学び、だしの奥深さを知ることができる工夫が凝らされています。

だし業界を救う試み

本プロジェクトの発案者である山内さんと岡田さんは、「だし離れ」を解消し、衰退しつつあるだし業界を救いたいという強い思いからこのキットを開発しました。

「若い世代にだし文化を伝え、日本の食文化を守りたい」という熱意が、このプロジェクトの原動力となっています。

Makuakeでクラウドファンディングに挑戦中

「おだしとわたし」は、クラウドファンディングサイトMakuakeにて、All or Nothing方式でプロジェクトを実施中。目標達成に向けて、多くの人々の応援を必要としています。

このプロジェクトは、単なる商品の販売にとどまらず、日本の伝統文化を次世代へ繋ぐための重要な取り組みです。

製品の特徴

7種類のだし：四大だしに加え、焼あごだしと2種類の合わせだしを収録
簡単な抽出方法：コーヒー ドリップ型とティーバッグ型を採用
学習要素：ブックレットでだしの特徴や説明を学ぶことができる
1週間1日1だし：毎日手軽にだしを生活に取り入れられる
* 価格：3,000円（税込・送料込）

最後に

「おだしとわたし」を通じて、より多くの人がだしの魅力を発見し、日本の伝統的な食文化を体験する機会が増えることを期待しています。

このプロジェクトの成功は、日本の食文化の未来を担う上で重要な一歩となるでしょう。

Makuakeプロジェクトページ：https://www.makuake.com/project/odashi/

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