ADKホールディングスがAIによる経理業務の自動化を推進
株式会社ADKホールディングス(以下、ADK)は、経理業務の効率化を目指し、ファーストアカウンティング株式会社(以下、ファーストアカウンティング)の提供するAI請求書処理システム「Robota」を導入しました。これにより、年間約1万時間の工数を削減し、請求書の目視確認が不要なケースが4,000件にも上る成果を上げました。
経理業務の課題と取り組み
ADKは日本の広告業界において卓越した地位を確立していますが、バックオフィス業務の中で決算業務の遅延や複雑な請求書処理が大きな課題でした。そこで、 ADKは「業務革新プロジェクト」に取り組む中で、AIを活用した請求書処理の自動化を目指しました。
このプロジェクトでは、経理部門が主体となって請求書を9種類に分類し、継続的なフィードバックを行いながら、読み取り精度を8割以上に向上させました。この取組により、単なる業務効率化だけでなく、ヒューマンエラーを抑制し、より高付加価値な業務へのシフトも果たすことができました。
Robotaの導入効果
請求書の目視確認が不要にされたことで、ADKでは月間約5,000件の請求書処理業務のうち、4,000件において手作業を省くことが実現しました。これにより、年間で約1万時間の工数削減が達成され、経理部門はより戦略的な業務にリソースを集中させることが可能となりました。
ファーストアカウンティングの代表取締役社長、森啓太郎氏はこの成功について、「ADKホールディングスの業務改革に貢献できたことを嬉しく思います。AIの性能だけでなく、経理部門の皆様が主体となって業務を見直し、改善を続けたからこその結果です。」とコメントしています。
今後の展望
ADKでは今後さらに請求書処理の自動化を進め、経費精算業務へもAIエージェントの活用を拡大する計画です。これにより、業務プロセス全体のさらなる効率化と正確性の向上を目指しています。AI技術の進化を活用し、経理業務の効率を高めることで、企業全体の生産性も向上させたいと考えています。
ファーストアカウンティング社も、これまでの成功を基にさらなるサービスの充実を図り、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献すべく、AIと人間の協力を促進する新たな経理基盤の開発に取り組んでいます。
会社概要
ファーストアカウンティング株式会社は、経理の効率化を目指し、AIソリューションの開発に特化した企業です。東京都港区に本社を置き、2016年に設立されました。今後もAI技術を駆使し、企業経理業務の新たな価値を創出していくことを目指しています。
本記事を通じて、ADKホールディングスの経理業務の革新とファーストアカウンティングの細やかなサポートが結びついた事例が、他の企業にも多くのインスピレーションを与えることを期待しています。