緊急フォーラム開催のお知らせ
日本は今、気候変動という未曾有の危機に直面しています。その中でも特に注目されるのが、「第7次エネルギー基本計画(エネ基)」と「地球温暖化対策計画(温対計画)」の素案です。これらの政策は、昨年末に発表されたばかり。
しかし、出てきた素案を見ると、原発や化石燃料で利益を得ている産業界と電力業界が優先され、市民や若者からの意見が後回しにされているような印象が拭えません。このままでは、私たちの未来が危うくなります。
1.5度目標を実現するためには、「再生エネルギーの拡大」と「温室効果ガス削減目標の引き上げ」が不可欠です。そこで、私たち市民は集まり、緊急フォーラムを開催することにしました。このフォーラムでは、専門家と市民が一堂に会し、重要な議論を交わします。
フォーラムの詳細
- - 日時:1月16日(木)13:30〜16:00
- - 場所:衆議院第一議員会館B1F大会議室/オンライン(Zoom)
このフォーラムは、経済産業省及び環境省への質疑応答から始まります。13:30から14:30の間に、現在の政策に対する疑問や提案を行います。その後、短い休憩を挟んでから、14:45からは専門家や市民の声を聞くセッションが行われます。
登壇者のプロフィール
- - 女子大生で公的機関に関与する村上千里
- - 環境重視の著名活動家である山本大貴
- - Fridays For Future Tokyoからの川﨑彩子
- - Protect Our Winters Japanの武井七海
- - 東北大学教授 明日香壽川
- - 市民と科学者の有志団体の西岡秀三
- - 杉並区議会議員のブランシャー明日香
- - 福島県からの意見
- - 原子力市民委員会および国会議員からも意見を調整中です。
このフォーラムに参加することで、我々一人ひとりが未来に対する責任を果たす一歩となります。また、参加者は、実際に計画に対する意見を表明するためのパブリックコメントにも参加することが求められています。私たちの声を届ける貴重な機会を、どうかお見逃しなく。
パブリックコメントの募集
「第7次エネルギー基本計画案」と「地球温暖化対策計画案」には、市民からの意見が必要です。ワタシのミライでは、これらの計画に関する意見を集めるための特設Webページを開設しています。そこでは、パブリックコメントを書くためのポイントや投稿例を紹介し、一人での参加が不安な方のためにワークショップも実施します。
すでに実施された意見箱では、「原発減らして」「再エネ増やして」という意見が多数を占めています。この数値は、私たちが望むエネルギー政策に向けた重要な指針となるでしょう。
団体概要:ワタシのミライ
「ワタシのミライ」は、再生可能エネルギー100%の公正な社会を目指して2013年に発足したプロジェクトで、172団体が参加しています。私たちは、次世代のために持続可能な未来を確保するために活動しています。
詳しい情報は、
こちらのホームページをご覧ください。
このフォーラムは、私たちの声を政治に届ける絶好の機会です。ぜひ、多くの方に参加していただき、自らの意見を発信していきましょう。私たちの未来は、私たちの手にあるのです。