株式会社タミヤホームが取り組む熱中症対策
株式会社タミヤホームは、埼玉県所沢市に本社を構える企業で、解体工事業や建築工事業を中心に不動産ソリューションや空き家再生事業を行っています。その社是「かいたいはみらいをかがやかせる」に込められた理念のもと、地域の発展に寄与してきました。しかし、近年の猛暑に伴う熱中症のリスクが増加する中、社員と協力業者の安全と健康を守るため、熱中症対策を積極的に強化することに決定しました。
熱中症対策の背景
厚生労働省のデータによると、2024年には職場における熱中症による死傷者が前年比で増加し、建設業界での発生が特に多く見られました。これは、屋外での作業が頻繁に行われる現場において、高温多湿の条件下での活動が避けられないためです。これを受けて、2025年6月1日から労働安全衛生規則が改正され、職場での熱中症対策が義務化されました。この改正規則により、企業は早期発見と報告体制を整え、重篤な健康被害を未然に防ぐ責任があります。
株式会社タミヤホームでは、この流れを踏まえ、社員と協力業者の健康と安全を最優先に考え、熱中症対策を見直し強化することを決定しました。
熱中症対策および安全向上協議会の開催
タミヤホームは、2025年7月24日、28日、29日の三日間に、東京事務所で熱中症対策および安全向上協議会を開催します。この協議会には、工事現場の協力業者の代表者や安全部門責任者が参加し、具体的な熱中症対策のルールやWBGT値の計算方法、連絡体制について詳しく説明される予定です。これにより、働く全ての人が安心して業務に専念できる環境を整え、熱中症による事故を未然に防ぐことが目的です。
取り組みの具体例
当社では、以下のステップに基づいた具体的な熱中症対策を実施します。
1.
見つける
- WBGT値の計測と暑さ指数のメール配信サービスの導入。
- 現場ごとに連絡ツールを使用し、熱中症対策チェックシートによる報告を行います。
- 注意喚起メッセージを工事部より送信します。
2.
判断する
- 緊急時の連絡体制を見える化し、気温やWBGT値を基にした休憩基準を明確にします。
3.
対処する
- 具体的な休憩策を複数用意し、厚生労働省の参照例を説明会で紹介し、緊急時のフローを徹底します。
これらの対策を通じて、熱中症が発生しづらい現場づくりを推進し、作業員全員が自らの健康を管理できるよう力を注ぎます。
経営陣のコメント
工事部の花田部長代行は、「当社では安全環境課を設置し、日常的に安全対策を徹底しています。熱中症対策に関しても、これまで以上に具体的な指示を協力業者に出し、作業員が自分の健康管理を自覚するよう促していきます」とコメントしています。このような取り組みを進めることで、タミヤホームは社員や作業員の健康を守り、国民的な課題である熱中症対策の重要性を再認識しています。
会社情報
株式会社タミヤホームは、1997年に設立されて以来、地域社会に貢献し続けてきています。今後も安全で健康な作業環境を提供しながら、持続可能な発展を目指してまいります。詳細は以下の公式ウェブサイトをご覧ください。
公式サイト