Terrasolidとのウェビナーシリーズが開始インフラ管理を進化させる高精度データの活用法とは

ダイナミックマッププラットフォームとTerrasolidの協業

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社（以下、当社）は、フィンランドのTerrasolid Ltd.との共同ウェビナーシリーズを開始しました。この取り組みは、高精度の3次元データを通じてインフラ関連業務の進化を目指すものです。7月9日には初回のウェビナーが開催され、約180名の業界関係者が参加しました。

ウェビナーの概要と目的

このウェビナーは、当社とTerrasolidの強力なパートナーシップのもと、多様な背景を持つ参加者に向けて、最新の3次元データの利活用方法を紹介する機会となりました。テーマは「Unlocking New Horizons with Readily Available Point Cloud Data from Dynamic Map Platform」。このセッションでは、高精度で広範な3次元データを実際の使用シナリオを交えながら説明し、両社による実績を具体的に示しました。

特に、道路アセットマネジメントやインフラ計画の分野において、このデータの利用価値が紹介され、多くの参加者の関心を引きました。参加者層は、公共の道路管理やエンジニアリングなど、幅広い業界からの専門家で構成されていました。

Terrasolidとの提携の背景

ダイナミックマッププラットフォームとTerrasolidは、2025年4月に高精度データのアクセスを容易にするための覚書を締結しました。この協力により、両社はユーザーにとって利便性の高いサービスを提供することを目指しています。

Terrasolidは、1989年に設立された地理空間データ解析の専門企業で、特にLiDARセンサーからのデータ処理に秀でています。このターゲットに合わせたデータの提供は、エンジニアリングや環境科学などさまざまな分野において利用されています。

継続的な活動と今後の展望

今回のウェビナーは、参加者からの高い関心を受け、今後も定期的に開催される予定です。次回は2025年秋以降に予定されており、さらに多くの情報が提供されることが期待されています。また、当社はウェビナー以外にもパートナーシップを通じて情報発信を強化し、業界内での影響力を高めていく方針です。

この取り組みによる具体的なデータの活用例としては、主に道路のマッピングに関するプロジェクトが挙げられます。色分けされた道路上の斜面や流水状況の表示は、当社の高精度3次元データが実際の作業に役立つことを示しています。

今後のインフラ管理やセンサーデータの利用に、新たな展望をもたらすこれらの活動から目が離せません。参加者や業界の意見を取り入れながら、ダイナミックマッププラットフォームとTerrasolidは、より良いソリューションの提供を目指して邁進していくことでしょう。