ポルトガルの隠れた宝石・ダオンワインの魅力
ポルトガルには、歴史あるワイン産地が数多く存在しますが、その中でも特に注目されているのがダオン地方です。この地域は1908年に原産地名称が指定され、以来、ポルトガルのワイン文化を支えています。ダオンワインは、エレガントさと素晴らしい熟成能力を兼ね備えたワインとして評価されており、特にその品質の高さから「ポルトガルのブルゴーニュ」とも称されています。
ダオンのブドウ畑は、平均標高400メートルを超える山岳地に広がっており、ここで栽培される主な土着品種には、赤ワイン用のトゥーリガ・ナシオナルや、白ワイン用のエンクルザードが含まれます。これらのブドウは、ダオン地方特有の風味や香りを生み出すため、地域の花崗岩土壌から恩恵を受けています。
今、多くのポルトガルワイン産地の中でも、特にダオンワインの魅力を体感できるイベントが日本で開催されます。ダオンワイン協会主催のセミナーが、初めて日本の地で行われるこの機会を通じて、ワインの専門家として知られる別府岳則氏が登壇します。このセミナーでは、ダオンワインの特徴や土着ブドウ品種の魅力について深く学ぶことができます。
セミナー詳細
タイトル: ポルトガルの隠れた宝石 ~エレガントなダオンの可能性と多様性
講師: 別府岳則氏
大阪開催:
日程: 2019年8月23日(金)
時間: 14:30-16:00
場所: アカデミー・デュ・ヴァン 大阪校
定員: 25名(要事前登録)
申込:
こちらから
東京開催:
日程: 2019年9月25日(水)
時間: 12:00-13:30
場所: ハイアット・リージェンシー東京 B1F 平安
定員: 64名(要事前登録)
申込:
こちらから
参加対象者は、ワインの輸入業者や商社、小売店、飲食業関係者など、多岐にわたります。また、セミナーは席数が限られているため、事前の登録が必須です。参加希望者は、登録時に名刺を2枚ご持参いただく必要がありますので、必ず忘れずにご準備ください。なお、20歳以上の方のみが参加可能で、飲酒が含まれるため、公共交通機関の利用を推奨しております。
ダオンワイン協会のプレジデント、Arlindo Cunha博士は次のように述べています。「ダオンワインはキャラクターとエレガンスを備えた特有のワインであり、日本市場にも受け入れられる可能性があります。ポルトガルと日本の友好関係は深く、食文化の共通点があることから、近年ワインの消費が伸びています。」
セミナーでは、ダオンワインの魅力だけでなく、ポルトガルのワイン文化全体について学ぶ良い機会です。11月には別途、ワイン愛好家向けのセミナーや報道関係者向けのイベントも予定していますので、詳細が気になる方はぜひお問合せを。
ダオンワイン協会について
ダオンワイン協会(CVR Dão)は、ダオンワインの品質向上に取り組む非営利団体であり、原産地名称統制を元に、ワインのクオリティを厳しく管理しています。ワイン愛好家や業界関係者には、ダオンワインの優れた特性をぜひ体験していただければと思います。