Minimalの新しいシグニチャー板チョコレート
東京を拠点とするスペシャリティチョコレート専門店「Minimal - Bean to Bar Chocolate - 」が、2024年12月から新たに展開する板チョコレートのシリーズを発表しました。今回のリニューアルは、ブランドの10周年を記念した特別なもので、5種類の板チョコレートがシングルオリジンの新レシピで生まれ変わり、2025年3月20日から富ヶ谷本店で、翌月からオンラインストアでも順次発売されます。
Minimalは、国際的なチョコレート品評会で9年連続96賞を受賞した実績を持つ、実力派のチョコレートブランドとして知られています。特にダークチョコレートに力を入れており、そのシグニチャー商品は2014年の創業当初から販売され、長年多くのファンに愛されてきました。今回新たにリニューアルされたダークチョコレートの5種は、カカオの産地や製法に工夫が凝らされ、驚くほど異なる風味を楽しむことができます。
独自の製法
Minimalでは和の発想を取り入れたチョコレート作りが行われています。ここでのキーワードは『引き算』です。素材の持つ個性を引き出すために、余計な油分や添加物は一切使わず、カカオ豆本来の風味を大切にしています。具体的には、カカオ豆の粒度や焙煎時間・温度を厳密に調整し、各豆に最適な製法を見つけ出すための試行錯誤を重ねています。
リニューアルされた5種の板チョコレートの中でも、特に注目すべきは「NUTTY」「CLASSIC」「HIGH CACAO」の3種類です。これらはすべてガーナ産のカカオ豆を使用しており、それぞれ異なる工程で作られた結果、全く違った味わいとなるよう調整されています。「NUTTY」は、通常は廃棄されるカカオハスクまで使用し、ナッツのようなコク深さを演出しています。こうして、無駄を省くゼロウエイストの考え方も持ち込まれています。
「HIGH CACAO」では、90%のカカオ濃度ながら驚くほど食べやすく、濃厚な風味と苦味のバランスが絶妙です。これも独自の焙煎技術によるもので、徹底した火入れがなされています。
シングルオリジンチョコレートの味わい
再リリースされた5種のチョコレートは、各々が異なる地域からのカカオ豆を用いております。
- ナッツの風味と甘みが感じられ、チョコレートクッキーのような味わいに仕上げられていて、価格は1,690円(税込)です。
- ドライフルーツのような甘酸っぱさが際立ち、ベリーを思わせる香りが楽しめます。こちらも1,690円(税込)。
- ハーブやスパイスを感じる独特なふんわりとした緑茶の風味で、同じく1,690円(税込)です。
- ブレンドらしい滑らかさが特徴で、スイートチョコレートの風味が心地よい、価格は1,580円(税込)。
- ダークチョコレートとしての迫力を持ちながら、食べやすく仕上がっている1,580円(税込)です。
Minimalの物語
Minimalの職人チームは、世界中のカカオ産地を巡り、質の高いカカオ豆を厳選。手作業によるチョコレート製造にこだわり、各プロセスでの細部にわたってこだわりを持ち、職人の技術と情熱が凝縮された商品を提供しています。技術の研究やカカオ農家との協力を通じて、持続可能な未来を目指し、エシカルな取引に取り組んでいます。
Minimalの魅力は、まさにそのシンプルさにあります。素材の個性を最大限に引き出すために行われている工夫や努力が、消費者に「また食べたい」と思わせる理由を作り出しています。チョコレートを食べることが、ひとつの特別な体験として提供されるのです。ぜひ一度、Minimalの新しいシグニチャー板チョコを試してみてはいかがでしょうか。
Minimal 富ヶ谷本店の情報
- - 住所: 東京都渋谷区富ヶ谷 2-1-9 1F
- - アクセス: 小田急線「代々木八幡駅」から徒歩6分、東京メトロ千代田線「代々木公園駅」からも徒歩6分。
- - 営業時間: 11:30~19:00 (L.O 18:30) 定休日なし。
さらに、コーヒーやパフェなども楽しめるカフェスペースも併設されており、030モデルナのほんのりとした雰囲気の中で、特別なチョコレート体験を味わうことができます。