新サメ展示スタート
2025-03-27 13:31:55

サメの魅力を伝えるアクアワールド大洗での新たな展示が開始!

アクアワールド茨城県大洗水族館、新たなサメ展示をスタート



アクアワールド茨城県大洗水族館では、サメの飼育種類数が日本一という名にふさわしい新たな展示が始まります。2025年4月1日(火)から、透明な卵を産むサメ「サラワクスウェルシャーク」の成魚とその卵が国内初展示されます。この特別な展示は、訪れる人々に新たなサメの魅力を伝えることでしょう。

サラワクスウェルシャークとは?



サラワクスウェルシャークは、西部太平洋からインド洋にかけて生息するサメで、成長しても全長40cmほどの小さい種です。このサメの特筆すべき点は、その名の由来でもある「スウェル」の名が示すとおり、危険が迫ると海水を飲み込んでお腹を膨らませ、身を守る習性を持っています。この特性は自然界における生存戦略の一部と言えるでしょう。

さらに、サラワクスウェルシャークは「透明な殻」を持つ卵を産むことで知られています。この卵はまるでガラスのように見え、周囲の環境に溶け込むことで捕食者から隠れる役割を果たします。透明な卵の中では、成魚とは異なる模様の幼魚が成長する様子を観察することができるのです。

展示情報と特別企画の紹介



アクアワールド茨城県大洗は、今年の2月下旬にこのサメの成体と卵を入手し、安定した飼育が可能となったため、特別企画『超サメ展~シャークダディ第2研究所~』の一環として展示が行われる運びとなりました。これにより、同館が誇るサメの飼育種類数は58種、展示種数は53種に達します。

展示は3階の「悠久の海ゾーン」に設置されている熱帯・亜熱帯海域のサメたちの水槽内で行われます。これにアクセスして、透明な卵やサラワクスウェルシャークの独特な姿を楽しんでいただけます。

超サメ展の期間延長



今回の展示に伴い、特別企画『超サメ展~シャークダディ第2研究所~』の開催期間が延長されることが決定しました。初めは4月6日までの予定でしたが、さらに多くの来館者にサメの魅力を知っていただくために、2025年5月6日(火・振休)まで延長されます。この特別企画は、アクアワールド・大洗の23年にわたるサメ研究の集大成でもあります。

海の生物たちの素晴らしい世界を探検できるこの機会にぜひ訪れてみてください。サラワクスウェルシャークの展示を通じて、サメの魅力とその生態について新たな理解を深めることでしょう。

※展示される生き物の状況により、内容が変更される可能性がありますので、ご了承ください。


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会社情報

会社名
公益財団法人いばらき文化振興財団
住所
茨城県水戸市千波町東久保697
電話番号
029-305-0161

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