新規設立された投資信託ファンドに迫る
fundnote株式会社が、日本国内の株式に特化した新規の公募投資信託である「fundnote日本株Kaihouファンド」を設定しました。このファンドは「匠のファンド かいほう」と呼ばれ、2024年12月25日に関東財務局への届出が完了し、2025年1月10日から直接販売の募集が始まります。正式な運用開始日は1月27日を予定しています。
Kaihouが持つ独自の投資哲学
このファンドの運用は、株式会社Kaihouの助言によって行われます。Kaihouは2023年に設立されたばかりの投資顧問会社であり、「ニッポンの家計に貢献する」という強いミッションを掲げています。同社は、株式市場において見落とされがちな企業の本来の価値に着目し、その価値と市場価格の乖離を「アルファ」と定義しています。投資の結果得られたアルファを家計に還元することで、より良い未来を目指す考え方が特徴です。
効率的な銘柄選定プロセス
Kaihouでは、長年の経験から導き出された「七つの問い」をもとに、銘柄ごとのアルファを正確に見積もることに重きを置いています。このプロセスを通じて、十分な分析を行い、株式市場のトレンドを把握した上で投資判断を行います。このような厳密なプロセスを経ることで、より優れた投資成果が期待されます。
エンゲージメントによる責任ある投資
さらに、Kaihouはエンゲージメントを通じて企業と建設的な対話を行い、投資先の企業のガバナンスや資本効率を向上させていくことに力を入れています。これは、スチュワードシップ・コードに基づくものであり、投資先企業の持続可能な成長を促進することを目的としています。たとえば、時には重要な決議に対して投資助言を行うことで、責任ある機関投資家として受託者責任を果たす意義を認識しています。
ファンドの詳細情報
「fundnote日本株Kaihouファンド」についてもいくつかの基本情報が明らかになっています。投資対象は国内株式に特化し、購入手数料は無料となります。また、信託報酬は年1.87%(税抜き年1.7%)が課されます。加えて実績報酬制度があり、運用の成果に基づいて追加報酬が支払われる仕組みになっています。
注意事項
投資信託には元本割れリスクや市場リスクが伴いますので、ファンドの運用にあたっては十分な事前理解が重要です。特に金融の動向や市場の変動に影響を受けやすいことを考慮しながら、投資判断を行い、お問い合わせなどは公式サイトで行うことをお勧めします。
さいごに
この新しい「fundnote日本株Kaihouファンド」は、国内株式市場への新たな投資機会を提供することが期待されており、個人投資家にとっても注目のファンドになると考えられます。運用が開始される2025年にどのような成果を見せるのか、今後の動向に大いに期待が寄せられます。