NECグループの新刊が提案する未来の行政
NECグループの国際社会経済研究所(IISE)は、2024年8月5日に予定されている新刊『未来をつくるデジタル共創社会』の出版を発表しました。この書籍では、デジタルを駆使した新・行政サービスのあり方を、国内外の先進事例を交えながら考察しています。
書籍の目的と背景
IISEでは、デジタル・ガバメントをテーマにしたThought Leadership活動を通じて、未来への市場戦略を模索しています。その中で、行政サービスのデジタル活用を促進し、変革の必要性に焦点を当てた本書が誕生しました。日本の親切なアナログ行政をデジタルに進化させるためには、どのような手法が有効であるのかを探る内容となっています。
日本と世界の事例から学ぶ
本書の第1章では、日本の行政デジタルトランスフォーメーション(DX)の現状を分析し、次に第2章では、デジタル・ガバメントの先進国の取り組みを紹介。その中で日本が抱える課題を明らかにし、学ぶべきポイントを抽出しています。また、住民と行政の信頼関係を深める必要性について、第3章で言及し、より持続可能な行政サービス構築の重要性を訴えます。
行政職員の新しいマインドセット
第4章では、行政職員がデジタル時代においてどのように考え方を変革していくべきかについて詳述。その変化が行政サービス全体にどのような影響を及ぼすのかを解説します。
未来への展望
最後に第5章では、全ての知識を持ち寄り、デジタル共創社会に向けた活躍のプランを提示します。行政と住民が共に歩む未来のために、どのように協力していけるのかを具体的に考察しています。
作者である小松正人氏は、1993年にNECに入社し、官公庁向けの営業や事業推進を経て、現在はデジタル・ガバメント推進統括部長として幅広い知見を持ちます。彼の見識により、実現可能な施策やその先に求められる姿に迫っています。
書籍の概要
- 日本と海外の先進事例から学ぶ住民参加型行政のあり方 -
- - 著者: 小松 正人
- - 発行日: 2024年8月5日(金)
- - 定価: 1,980円(税10%込み)
- - 発売元: 日経BP
- - 発行サイト: 日経BOOKプラス
本書は、デジタルの力を借りて、より良い行政サービスの提供に向けた道筋を示す一冊です。行政と住民が共に手を携え、デジタル共創社会を築いていくためのヒントが満載されています。ぜひご一読ください。
さらに詳しく
書籍に関する詳細な情報は、Web投稿サービス「note」に開設した紹介ページにもアクセスできます。
新刊書籍『未来をつくるデジタル共創社会』のご案内(note)
本件に関するお問い合わせは、国際社会経済研究所のソートリーダシップ推進部までお気軽にどうぞ。
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