土地活用プランナー試験がCBT方式に進化、全国300カ所で受験可能に

土地活用プランナー認定試験が進化

不動産資格の一環としての「土地活用プランナー認定試験」に革新が訪れます。公益社団法人東京共同住宅協会が主催するこの資格試験は、2025年9月から新たにCBT（Computer-Based Testing）方式に移行します。この変更により、全国300カ所以上のテストセンターが受験会場として利用可能となり、受験者の利便性が飛躍的に向上することが期待されています。

新しい試験方式の概要

これまで土地活用プランナー認定試験は、限られた主要都市の8ヵ所のみで実施されていました。しかし、CBT方式の導入によって、全国各地に設置されたテストセンターで受験が行えるようになります。受験者は、自身のライフスタイルに合わせて、任意の日時と場所で試験を受けることができるため、これまで以上に受験しやすくなります。

実施方法に関する主な変更点は以下のとおりです：

- 試験形式: CBT方式（パソコンを使用）に移行
- 試験日: 指定された期間内で自由に選択可能
- 会場: 全国300カ所以上のテストセンター

土地活用プランナーとは？

土地活用プランナーは、内閣府から公益認定を受けた専門資格であり、土地に関連する広範な知識を備えた専門家としての証明となります。この資格を取得することで、マーケティング、プランニング、事業収支計画、法務や税務に関する知識を体系的に学ぶことができ、不動産業界や建築業界でのキャリアにおいて大きな強みとなるでしょう。受験者の多くは、土地オーナーとの関わりが深い職業に従事する方々です。

試験の詳細情報

2025年9月の試験は、9月6日から9月28日の間で、CBT方式により実施されます。出題内容は、「土地活用プランナー養成講座」のテキストを基にした四肢択一式の問題が40問出題され、受験時間は60分を想定しています。受験料は8,800円（税込）で、インターネットからの申し込みが必要です。
受験申込の受付は、2025年6月2日10:00から開始予定です。

受験のための詳細情報や申し込みについては、公式ウェブサイトをご確認ください。

お問い合わせ

公益社団法人東京共同住宅協会土地活用プランナー受付センターでは、試験に関する疑問や問い合わせを受け付けています。
電話番号: 03-6897-4115
公式サイト: 東京共同住宅協会

この新しいCBT方式の導入により、土地活用プランナー認定試験はよりアクセスしやすくなり、土地利用の専門家を目指す多くの人々に新たなチャンスを提供することでしょう。