奈良で人文科学系人材のためのAI分析講座が始動
株式会社誠勝は2024年12月16日から、社会人や大学生、大学院生を対象にした人文科学系人材のためのAI分析講座の受講者募集を開始しました。この講座は奈良県内に設置される「なら産地学官連携プラットフォーム」の一環で、自治体や高等教育機関との共同プログラムとして展開されます。そして誠勝がリーダー企業となり、未来の人材育成を見据えた教育を提供していきます。
講座の目的
この講座の主な目標は、奈良ゆかりの企業家・岡本敏行氏の自叙伝をAIで分析し、その人物的魅力を発見することです。受講者はグループワークを通じて自身の抽象的思考能力を高め、デジタルアーカイブの時代に必要なスキルを学びます。
参加者はAI分析を駆使し、自らの思考を深めると共に、奈良の文化や歴史に触れる貴重な機会を得られます。特に、地域の企業家について学ぶことは、奈良の文化を知るだけでなく、将来的なキャリアにも大きなプラスになるでしょう。
講座内容
講座は大きく二つのパートに分かれており、対象者に応じとても充実した内容が準備されています。
社会人向けプログラム
- - 講座名: 意外と知らない!「奈良ゆかりの企業家」を発信するクリエイティブ講座 〜AI活用で住友生命創業者「岡本敏行氏」の魅力に迫る〜
- - 受講者対象: 人文科学系の学部や研究科を卒業した若手・中堅ビジネスパーソン
- - 費用: 無料
- - 定員: 6名
- - 日時: 2024年2月1日(土)13:00〜17:00
大学生・大学院生向けプログラム
- - 講座名: 人文科学の抽象化能力を、AIで活かして就職に勝つ!
- - 受講者対象: 人文科学系の学生
- - 費用: 無料
- - 持ち物: ノートパソコン
- - 定員: 4名
- - 日時: 2024年2月13日・14日(10:00〜16:00、休憩あり)
どちらの講座も、参加者の思考を深め、自信を持って自らを表現できる力を育成することを目指しています。また、受講者は成長の機会だけでなく、専門家のネットワークとも出会う貴重な場となります。
背景と必要性
人文科学系の教育でデジタルアーカイブの重要性が高まっている現在、特に奈良という地域の特性を活かした人材育成が急務です。近年、文化庁でもデジタルアーカイブ関連の人材育成についての議論が進んでおり、本講座はその先駆けとなる努力の一環です。特に、奈良市内には多くの教育機関が存在するため、地域の特性を生かした講座が期待されています。
誠勝の取り組み
誠勝はデジタルアーカイブの構築・利活用に特化した企業であり、この分野での実績を積んできました。最近では「デジタルアーカイブ推進コンソーシアム」から奨励賞も受賞し、社会貢献活動が評価されています。今後も地域と連携を密にし、次世代の文化継承に貢献していくことを目指しています。
地元の企業や自治体と密に連携し、人文科学の分野での新たな人材を育てるためのこの講座に、ぜひ注目してみてください。