ハーツとエフセキュア協業
2017-11-10 16:00:10
ハーツユナイテッドグループとエフセキュアがセキュリティ協業を開始し事業拡大へ
ハーツユナイテッドグループとエフセキュアの協業について
株式会社ハーツユナイテッドグループの子会社、デジタルハーツがエフセキュアと提携し、セキュリティ分野における協業を発表しました。この取り組みは、急速に進化するサイバー攻撃の脅威に対抗するための重要なステップとなります。
セキュリティ市場の現状
近年、企業や個人を対象としたサイバー攻撃が多様化しており、特に標的型攻撃メールやランサムウェアが深刻な問題となっています。このような状況の中、企業はセキュリティ対策の強化を迫られており、効果的な脆弱性管理が求められています。
協業の背景
デジタルハーツは、システムテスト事業を通じてセキュリティサービスの提供に実績がありますが、サイバーセキュリティのニーズが高まる中、さらなる事業拡大を目指しています。これに応じて、30年以上にわたるセキュリティの専門家を擁するエフセキュアとの協業が決定しました。エフセキュアは、サイバー攻撃から守るための広範な知識と経験を持つ企業で、今回の提携により、双方の強みを生かすことが可能となります。
協業の内容と役割
この協業では、デジタルハーツが豊富な人材を活かし、エフセキュアのセキュリティ製品を通じて顧客に対してセキュリティソリューションサービスを提供します。エフセキュアは、製品のライセンス提供とテクニカルサポートをデジタルハーツに行い、両企業の協力により、デジタルハーツのサービスの質を向上させます。
具体的な取り組み
協業による最初の取り組みとして、F-Secure Radarを利用した脆弱性診断サービスを2017年11月から開始する予定です。F-Secure Radarは、企業のネットワークやアプリケーションにおける脆弱性をスキャンし、攻撃対象範囲を最小化することでリスクを軽減します。これにより、特にセキュリティ人員が不足している企業に対して、効果的なサービスが提供されます。
期待される成果
このサービスの導入により、顧客企業は自身の攻撃対象を可視化し、情報セキュリティ管理のコンプライアンス強化・維持が可能となります。また、エフセキュアのカントリーマネジャー、キース・マーティンより、脆弱性管理サービスが企業のニーズに応えるものであるとのコメントが寄せられています。
結論
ハーツユナイテッドグループとエフセキュアの提携は、セキュリティ分野のサービス品質向上と事業拡大につながると期待されます。サイバーセキュリティの重要性が増す中、この協業がもたらす影響は大きいでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社デジタルハーツホールディングス
- 住所
- 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号東京オペラシティ41階
- 電話番号
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03-3373-0082