対面開催の紫熊祭
2022-10-31 16:15:05

熊本大学祭「紫熊祭」3年ぶり開催!復活した記念館で光の演出

熊本大学祭「紫熊祭」が3年ぶりに対面開催



熊本大学の「紫熊祭」が、3年振りに対面で行われる運びとなりました。この祭りは、大学生活の集大成となる重要なイベントであり、特に今年は熊本地震の影響で大きく制約されてきた学生たちにとって、特別な意味を持つものとなります。

復活した五高記念館



2022年4月に熊本大学の五高記念館が復活し、この記念館が祭りの中心的な舞台となります。五高記念館は、築130年以上の歴史を誇る国の重要文化財です。地震による被害からの復旧を経て、再び一般に公開されるようになった同館は、学生にとって特別な象徴なのです。

プロジェクションマッピングの魅力



今年の紫熊祭では、プロジェクションマッピングが初めて導入されます。テーマは「challengeの先にあるもの」。これは、地震や新型コロナウイルス感染症を乗り越え、前進する学生たちの姿を表现しているのです。祭り当日、五高記念館の正面入口に投影されるこの映像は、学生たちが過去の苦難を経て未来に挑む姿を映し出します。

プログラムの概要



イベントは2022年11月3日(木・祝)に行われ、18:00から19:00までの間に、15分毎に4回上映されます。プロジェクションマッピングは、学生たちの創造力が詰まった内容で構成されており、例えば、開校当時にタイムスリップする演出や、熊本地震の不安、コロナ禍の影響など、それぞれの困難を音楽や映像で表現します。

連動企画「Shout!!」



本編の上映の直前には「Shout!! 〜熊大生の叫び〜」という連動企画も行われ、学生が寄せたさまざまな想いや感謝の気持ちが五高記念館に浮かび上がります。これはTwitterで募集された“叫び”で、学生らしい感情が凝縮されています。

実行委員会の決意



紫熊祭の実行委員会は、今年の開催に向け多くの試行錯誤を重ねました。コロナ禍における制約を乗り越え、学生主体となって企画・実行する姿を見て、実行委員たちも強い意志を持って準備に取り組んできました。彼らの目的は、参加するすべての学生に、楽しい思い出を提供することなのです。

代表取締役の思い



プロジェクションマッピングを手掛けた会社、株式会社スタイラスの代表取締役である猿渡隼人は、学生たちの熱意に感動しています。彼は、「この企画を通じて、学生の不安や悩みを少しでも軽減し、楽しい思い出を作りたい」と語りました。

熊本大学の未来へ向けて



熊本大学にとって、今年の紫熊祭は新たなスタートを切る機会であると同時に、過去の辛い経験を乗り越えた証でもあります。学生たちが積極的に関わりを持ち、未来へ向けた第一歩を踏み出す瞬間を共に体験してみませんか。五高記念館の光り輝く姿を目にすることで、学生たちの「challenge」に共感できることでしょう。

熊本大学祭「紫熊祭」は、単なる祭りではなく、希望と未来を映し出す光の祭典として、その全ての参加者に新たな感動を提供することでしょう。

会社情報

会社名
株式会社スタイラス
住所
熊本県熊本市中央区下通1-6-27タカハマビル5F
電話番号
096-321-6792

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