第16回IIBC高校生英語エッセイコンテストの表彰式
2023年11月23日、国際連合大学にて「第16回IIBC高校生英語エッセイコンテスト」の表彰式が行われました。このコンテストは、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が主催し、毎年多くの高校生に参加を呼びかけています。今年は特に、異なる文化や価値観に基づく交流の重要性をテーマに、多くの応募が集まりました。
コンテストの概要
本コンテストは、2009年から続いているもので、特に高校生の英語力向上と国際理解を促進することを目指しています。今年のテーマは「つながる心、広がる世界~コミュニケーションを通じた響きあい~」で、個人部門からは330作品、団体部門からは2863作品が寄せられました。その中から、最優秀賞、優秀賞、優良賞、特別賞などが選出されました。
最優秀賞の栄冠を手にした古賀杏奈さん
最優秀賞に輝いたのは、埼玉県のさいたま市立大宮国際中等教育学校に通う2年生、古賀杏奈さんです。彼女のエッセイは、アメリカ人の友人との交流を通じて感じた価値観の違いをテーマにしたもので、非常に感情豊かで読み応えがありました。古賀さんは受賞コメントで、友情の本質や異なる価値観を受け入れることの大切さについて語りました。
>「この度は、最優秀賞をいただきとても光栄です。エッセイを書く中で『違いを超えた友情には何が必要か』という問いに自分なりの答えを見つけることができました」
他の受賞者と表彰内容
表彰式では、優秀賞には慶應義塾湘南藤沢高等部の水島凛さん、優良賞には聖学院高等学校の野中茂壮さんが選ばれ、特別賞や日米協会会長賞も複数の受賞者に授与されました。受賞者には、今後の英語力向上を目的として、大学の講座受講やTOEIC公開テストの無料受験が特典として贈呈されました。
表彰式の盛り上がり
表彰式では、受賞者たちのエッセイを朗読する場面もあり、多くの参加者が感動しました。また、審査員によるコメントもあり、未来の国際人として活躍が期待される若者たちにとって、刺激となる瞬間となりました。
結論
「第16回IIBC高校生英語エッセイコンテスト」は、ただのコンテストではなく、参加者が自己の成長を実感し、異文化間の理解を深める貴重な機会です。今年の受賞者たちが今後どのような道を歩むのか、非常に楽しみです。
詳細な受賞者一覧やエッセイは、IIBCの公式サイトで確認できます。