北陸の復興を願う取り組み
令和6年、能登半島地震により多くの被災者が出たことを受け、株式会社日本旅行は地域復興支援のために特別な企画商品を立ち上げました。その名も赤い風船『旅して応援!北陸』です。この商品の販売を通じて集まった義援金は、被災者の支援に活用されることとなりました。
商品の概要
『旅して応援!北陸』は、お客様が旅行を通じて支援に参加できる個人型企画商品です。旅行代金の一部、具体的には一人当たり500円が義援金として和倉温泉観光協会および輪島市に寄付されます。設定期間は2024年5月7日から9月30日までとなっており、3県に及ぶ北陸エリアが対象です。販売開始から約3か月間で集まった義援金の総額は、なんと3,425,500円。この金額は地域復興の助けとなることが期待されています。
贈呈式の様子
今年の1月22日、贈呈式が和倉温泉観光協会で行われました。この記念すべき式典には、日本旅行の岡本常務取締役や和倉温泉観光協会の関係者が出席しました。寄付金の贈呈は、地域の復興に向けた大きな一歩とされ、多くの人々の想いが込められています。
左から和倉温泉観光協会会長の多田 邦彦様、日本旅行常務取締役の岡本 隆、和倉温泉観光協会副会長の谷崎 裕様が笑顔で記念撮影を行いました。この日は、各関係者の心にある感謝の気持ちを共有する特別な日となりました。
今後の展望
集まった義援金は、輪島市への贈呈も予定されています。赤い風船プロジェクトは続き、2024年10月から2025年3月までは『JRで行く 北陸 Japanese Beauty Hokuriku』という新たな義援金付き商品が販売される予定です。このように、日本旅行は今後も地域のために様々な取り組みを続けていく方針です。
日本旅行の取り組みは、単なる旅行会社の枠を超え、地域活性化や復興支援に大きく寄与しています。旅行を通じて、地域の魅力を再発見し、訪れる人々がその良さを広めることで復興に貢献できると考えています。今後の活動にも注目です。特に北陸地方の観光振興にとって、赤い風船のような取り組みは大きな希望の光となることでしょう。
このプロジェクトの成功により、多くの人々が北陸を訪れ、地域の文化や自然を楽しみつつ、復興支援にもつながるという素晴らしい循環が生まれることを期待しています。今後も地域とともに成長する日本旅行の姿勢に注目が集まります。