ワークショップのご案内
難民支援協会(JAR)では、小学校高学年と中学生を対象に「もしクラスに難民の転校生がきたら…」というワークショップを開催します。このイベントでは、難民について学ぶだけでなく、参加者同士の意見交換やボランティア体験を通じて、より深い理解と関心を持ってもらうことを目指しています。
日本における難民の現状
近年、アフガニスタンやウクライナから日本に逃れてきた難民が増加しています。社会問題として、難民受け入れが話題になっている一方、一般的にはその実態や課題について十分に知られていないのが現状です。イプソスによる2023年の調査では、国が難民を受け入れる理由についての理解を持っていない人が多いことが明らかになりました。
このような背景から、JARではこのワークショップを通じて、自分たちの生活の中にも難民の存在があることを認識し、何ができるのかを参加者自身に考えてもらう機会を提供します。
イベント詳細
- - 日時: 2025年3月27日(木)10:30~12:00(受付開始10:15)
- - 会場: 難民支援協会の事務所(東京都千代田区)
- - 対象: 小学校高学年(4年生~6年生)および中学生
- - 定員: 先着で6組(要申込)
- - 参加費: 500円/人(参加者・保護者ともに)
小学生は保護者が必要です。年齢未満は無料で参加できます。
プログラム内容
参加者は以下のプログラムを通じて、理解を深めます。
1.
学び: 「難民ってどんな人?」
2.
ワークショップ: 「もしクラスに難民の転校生がきたら…」
3.
支援現場見学: この日は難民の方はいませんが、事務所内を見学します。
4.
ボランティア体験: 食料の整理作業などを経験します。
5.
振り返り: 参加者同士での意見交換や感想を共有します。
前回参加者の声
参加者の中には、「難民が身近に感じられるようになった」との感想や、「日本の難民受け入れの実情を知り驚いた」といった声が寄せられました。
若い世代が自ら問題を考え行動するきっかけになるこのイベントに、ぜひご参加ください。そして、JARでは今後もこのようなワークショップを定期的に開催していく予定です。
今回のワークショップは、自ら考え行動する機会を提供する素晴らしい場となることを期待しています。ぜひ多くの方にご参加いただけるよう、お知らせしていただければと思います。
また、今後も難民の方からの声を一緒に聞く機会を設けることが大切だと考えています。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。