長野の片丘で展開される新しいワインの物語と地域振興

日本のワイン新地、片丘の魅力

長野県塩尻市に位置する片丘地区は、近年日本ワインの新たな銘醸地として多くの人々に注目されています。この地域で行われているワイン作りは、Domaine KOSEIと丘の上幸西ワイナリーという二つのワイナリーによって、ブドウ栽培からワイン醸造まで一貫して手がけられています。

ストーリーを感じるワイン体験

近年、ワインボトルには産地紹介カードが添えられており、訪れるお客様はそのカードに印刷された二次元バーコードをスキャンすることで、片丘の歴史や地理について知ることができます。この試みは、単なるワインの鑑賞を超え、片丘の物語を感じながらワインを楽しむことを目的としています。

この新しいコンセプトは、2024年7月に発行される『片丘ワイナリー物語』に基づいており、英語版も準備されています。訪れるゲストは、語られるストーリーを通じて、美味しいワインと共に地域の魅力を再発見することができるのです。

地域との結びつきを強化

株式会社マイストーリーインカードは、塩尻市振興公社が運営するシビック・イノベーション拠点スナバに2024年2月から参加し、地域の物語を探求する活動に励んできました。この活動の一環として、アーカイブサイトをリニューアルし、英語と日本語の二カ国語で地域の情報を発信しています。これにより、より多くの方々に片丘の魅力を届け、地域振興につなげることを目指しています。