第一三共ヘルスケアの新たな挑戦
第一三共ヘルスケア株式会社は、持続可能な未来を実現するためにサステナビリティ活動を見直し、新しいコンセプト「Wellness for GOOD」を策定したことを発表しました。このイニシアチブは、100年先の未来に向けて人々や社会、地球が健やかであることを確保するために、同社が推進する幅広い健康と豊かな生活への寄与を象徴しています。
「Wellness for GOOD」とは
「Wellness for GOOD」というフレーズは、健やかさと持続可能な善に繋がる意味を持っています。「Wellness」は健康を、そして「for GOOD」は目的を持った行動を指します。また、このコンセプトのデザインには無限大のマークが用いられ、未来に向かう持続性と、多様な人々や組織の協力を象徴しています。
多様化する健康への課題
今日、私たちは気候変動や環境汚染、経済的格差、ジェンダーギャップ、そして誤情報の氾濫といった多様な健康に関する課題に直面しています。第一三共ヘルスケアは、セルフケアをテーマにした事業を展開しつつ、こうした社会的課題にも正面から取り組んでいきます。この取り組みによって、総合的なヘルスケアを支える企業としての使命を果たしていく所存です。
セルフケアアカデミーの設立
新たな「セルフケアアカデミー」は、「People/健やかな体と心」をテーマにして設立されます。これは、OTC医薬品のリーディング企業としての責任を果たすもので、高校への出張授業や啓発コンテンツを通じて、次世代のセルフケアアンバサダーの育成に取り組みます。
循環型社会を目指す「おくすりシート リサイクルプログラム」
また、「Earth/健やかな地球」に向けた取り組みとして、「おくすりシート リサイクルプログラム」をさらなる強化を図ります。横浜市との協力のもと、公共施設や薬局、ドラッグストアでのシート回収を進め、10トン以上の回収実績があります。回収したシートから作られる再生品は、地域に還元される他、さらに多くのエリアへの展開が計画されています。
サステナビリティサイトの開設
第一三共ヘルスケアは、サステナビリティへの理解を深めることを目的に、専用のサステナビリティサイトを開設しました。このサイトでは、活動内容や考え方を「People/Society/Earth」の各領域に分けて紹介し、最新の取り組みを随時更新していく予定です。
サステナビリティは未来への責任
社長の内田高広は、第一三共ヘルスケアがこれまでの道のりを振り返り、今後も「健康で豊かな生活に貢献する」という理念を基に時代を先取りする取り組みを加速することを強調しています。
このように、第一三共ヘルスケアの新たなサステナビリティ活動は、ただの企業の方針変更ではなく、未来に向けた社会全体の健康を守るための挑戦であり、その実現に向けた取り組みが始まっているのです。
結びに
第一三共ヘルスケアの「Wellness for GOOD」は、全ての人々、そして地球にとっての美しい未来を描くためのコンセプトで、サステナビリティの実現に向けた真摯な取り組みを感じさせます。それにより、誰もが健康で美しさを持ち続けられる社会を築くことを目指しています。